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韓国の店舗経営者 新大久保に店出すと帰国後にハクがつく

第2次韓流ブームで賑わうコリアンタウン・新大久保。“ヨン様”ことペ・ヨンジュン(39才)が『冬のソナタ』で火をつけた第1次ブーム(2004年)と比較しても、ここ数年の人気ぶりはすさまじい。

JR新大久保駅の1日平均乗車人数は、ブーム前の2001年に比べ、約4000人増(2010年)。駅から徒歩1分にある韓流デパート・K-PLAZAには、週末ともなると1日6000~7000人が訪れる。

新店舗も続々とオープンし、もはや“新大久保バブル”といっても過言ではない状況だ。ある食材店の韓国人オーナーは「出店を決意して1か月で店をオープンしました。でも、商品を仕入れても仕入れても、売り切れる。このタイミングで正解でした」と語る。

「1か月行かないだけで、2~3軒はお店が変わっている。昨日も新築工事をしているところが2軒ありました」(韓流ファン・37才女性)

「資金不足でも見切り発車でオープンしてしまうのか、オーナーが1年で2~3人変わることも珍しくない。でもどうやら新大久保に店を出すと、韓国に戻ったとき“ハク”がつくらしいんですよ」(地元の不動産)

と、“韓流”に連なる店は、小売りや飲食などの業種にかかわらず、どこもめまぐるしいばかりの繁盛ぶりだ。  『歴史と人物でわかる華麗なる朝鮮王朝』(角川学芸出版刊)の著者で元韓国日報記者の佐野良一さんはこう語る。  「韓国から東京でひと儲けしたい連中がどんどんやってくる。チャンスと思うとすぐ飛びつくフットワークの軽さは韓国人の特性でしょう。いま、新大久保には飲食店だけで250軒以上あると思います。2年前に監修した『コリアンタウンガイド』は増刷ごとの修正が大変です。それほど街の新陳代謝がすごいんです」

※女性セブン2012年2月16日号

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