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飢えた者たちが肉切り包丁を振る先は? 映画『ドクムシ』は原作小説&コミックとは違う結末に

2016.01.19 by

この記事は1年以上前に掲載されたものです。

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大学生のレイジをはじめとする見ず知らずの7人の男女が閉じ込められた学校らしき建物。出口は完全に塞がれ密室状態で、イレの水道から水は出るものの、食料になりそうなものは見当たらず……。最後の部屋で7人が目にしたのは、大きな寸胴鍋と鎖につながれた肉切り包丁、そして7日間の時間を示す電光掲示板が、静かにカウントダウンの時を刻んでいた-。
「飢え」による極限状態で空腹とストレスによって追い詰められていく様を描いた八頭道尾さんの小説『コドク~蟲毒』(双葉社)。小説投稿コミュニティ『E★エブリスタ』で話題となり、合田蛍冬さんの作画によりコミカライズされた『ドクムシ』としてアクションコミックスで既刊4巻まで発売されている人気作が、実写映画化。このほど予告編が公開されています。

映画『ドクムシ』予告編 – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=zkcCvVAAqmc [リンク]

主題歌のFaint⋆Star「ネヴァエバ」のキャッチーなサウンドとは対照的に、アカネ役の武田梨奈さんやレイジ役の村井良大さんが血まみれになって肉切り包丁を振り下ろしているシーンは毒々しく、早くも熱演が期待できます。また、『怪談新耳袋百物語』『クソすばらしいこの世界』などを手がけた朝倉加葉子さんが監督を務めるという意味でも注目です。
ちなみに、映画版のラストでは小説ともコミックとも異なる結末が用意されているとのこと。シチュエーションホラーのアナザーストーリーとして楽しむこともできるのではないでしょうか。

密室空腹ストレスものという新ジャンルを切り開く可能性を秘めた映画『ドクムシ』は、2016年4月9日より東京・新宿ピカデリーほか全国にて2週間限定上映。同日より『ニコニコ生放送』のネットシネマでも公開されます。
また、『E★エブリスタ』ユーザを招待しての特別試写会を開催予定。詳細は『E★エブリスタ』内の特設サイトで近日発表予定となっているので、いち早く“飢える恐怖”を体感したいという奇特な人は要チェックです。

『映画ドクムシ』

2016年4月9日(土)から4月22日(金)2週間限定特別&「ニコニコ」ネットシネマ公開
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016 ゆうばりチョイス部門出品作品

原作:合田蛍冬/八頭道尾『ドクムシ』(双葉社刊・E★エブリスタ)
監督:朝倉加葉子
脚本:黒木久勝
主演:村井良大、武田梨奈、秋山真太郎、水上京香、宇治清高、野口真緒/駒木根隆介
主題歌:Faint⋆Star「ネヴァエバ」(Faint Star Tokyo)
配給:松竹メディア事業部
制作プロダクション:ツインピークス/セディックドゥ
製作:「ドクムシ」製作委員会

映画『ドクムシ』公式サイト
http://dokumushi.jp [リンク]

映画『ドクムシ』E★エブリスタ特設サイト
http://estar.jp/.pc/lp/dokumushi-movie/ [リンク]

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