米軍が「小さすぎるドローン」をテスト!その性能が想像以上にスゴイ

撮影用のドローンにも様々な種類がありますが、これは画期的! 現在米軍では、大きめのハチぐらいというミニサイズの撮影用ドローンがテストされています。

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2015年3月より米軍の特殊部隊でテストされているのは「Black Hornets(スズメバチ)」と呼ばれるもの。「 Prox Dynamics」社が開発した超小型&軽量のドローンです。長さは10cmほどしかなくポケットにすっぽりおさまるサイズ。重さはわずか17グラムしかありません。

小さな機体には3つのカメラが搭載されており、通常の動画に加えて、サーモグラフィーによる夜間撮影も可能。操作できる範囲は1.8km圏内、稼働時間は約25分とさすがにスタミナには難ありですが、飛行音も静かで、風速9mまでであれば安定した操作ができるそうです。

Reference:BSS Holland

また、コントローラーでの手動操作以外にGPSを利用した自動操縦機能もあるため、設定したルートを巡回させることもできます。

小回りが利くことで、用途も広く想定されており、遭難者の発見や監視、さらには化学物質の検知センサーをつけることで、薬物や核による汚染を調査することも出来ます。大型のドローンに比べて、衝突や墜落時にも、その場にいる人間へ与えるダメージも少なくて済みます。

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偵察用を想定しているため、ドローンの機体には撮影したデータが残らない仕組みなども。とはいえ、緊急時の活動をサポートする機能も多くあるため、今後の機能追加や改善に期待が寄せられています。ドローンの進化、想像以上ですね。

Reference:BSS Holland
Licensed material used with permission by  Prox Dynamics

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