【中国時報】海外ネット通販人気 中国、「本物」と安心感


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 中国最大手のネット決済システム「支付宝」(アリペイ)によると、ことし同システムを使った米ネット通販の利用総額は昨年の15倍に激増した。20代と30代の利用者が昨年の3倍に増加しており、若年世代、特に女性の海外ネット通販ブームが加熱している。

 利用者の居住地では最多の上海に次いで北京、広東が多く、購入品目では衣料や化粧品、ベビー用品、健康関連商品が全体の75%を占めた。送料などを加算しても中国国内で買うより安く、何より「本物」である安心感が人気の要因だ。
 ことしは11月に行われる恒例のセール期間に利用者が集中した。昨年同期比で8倍と過去最高の売り上げを記録。ニューイヤーセールでも売上増が期待できると同社は見込んでいる。