森兄弟日本一に 2年連続の快挙 珠算大会


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日本一を喜ぶ森淑史君(前列左)と啓夢君(同右)、宮城忍人校長=30日、浦添市屋富祖の宮城珠算学校

 埼玉県の浦和ロイヤルパインズホテルで26日に開かれた全国珠算競技大会そろばんクリスマスカップ2015(日本珠算協会主催)で、浦添市の宮城珠算学校(宮城忍人校長)の森淑史君(14)=沖縄尚学中3年=が中学生の部の読上暗算で、弟の啓夢君(11)=泊小5年=が小学5・6年生の部の読上暗算とフラッシュ暗算競技で全国1位になった。2人は昨年に続く兄弟での日本一に笑顔を見せた。

 淑史君は小学生のころから何度も日本一を経験し、昨年は読上暗算の全出場者の中で総合1位になった。「総合で連覇を狙ったが、ことしは実力が足りなかった。来年また挑戦したい」と語った。啓夢君は「去年に続いて優勝でき、うれしい」と話した。
 妹の蒼依さん(9)=泊小3年=と、初出場の心希ちゃん(6)もそれぞれの部門で入賞した。きょうだいで励まし合いながら大会に臨んだという。
 今大会には計719人が出場した。沖縄からは小学2年生以下の部で安里颯太郎君(小1、あわせそろばん教室)も読上暗算の日本一になった。