住まいの雑学
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2014年4月12日 (土)

有数の花粉飛散地域、水戸市の人々の花粉症対策を聞く

花粉が多い地域に住む人は、どうやってこの時期を過ごしているのだろう…(写真:wavebreakmediamicro / 123RF ストックフォト)
写真:wavebreakmediamicro / 123RF ストックフォト

春の風物詩といっても過言ではない花粉症。4月は花粉飛散量のピークである。せっかく気候が暖かくなってきても、素直に喜べない方も多いだろう。

目をこすりながら思うのは、自分より症状が重い人や、花粉が多い地域に住む人は、どうやってこの時期を乗り越えているのだろう…。そこで、関東のなかで花粉の飛散量が多いといわれている水戸市在住の方にコンタクトを取ってみた。

水戸市には、周辺の山間地域から風に乗せられて花粉が多く集まってくるという。それだけに、なにか花粉症の症状を軽減させる知恵を分けてもらえるかもしれない。
最初にお話をうかがったのは、スポーツクラブ「ルネサンス水戸」でインストラクターをされている鈴木いつかさん。花粉症はいつから始まった?

「10年くらい前からです。ですが今は症状は軽くなっています。おそらく担当がプールに変わったことが関係しているのだと思います」

花粉症歴10年はベテラン選手といってもいいだろう。しかし担当する場所の変化が、なぜ症状に影響を及ぼしたのだろうか? やはり花粉は「粉」なので、湿度や水によって飛散がおさえられるのかも知れない。また、水泳といえば一般的にハードなスポーツの類。そこでより体を鍛えたことも関係しているのかも。

では、もうひと方、水戸市内で「おかの園」を経営している岡野さんにもお話をうかがった。

「私はもともと鼻炎の症状に悩まされていたんですが、20年前から花粉の症状も出てきました」

なるほど、偶然だがこの方も大ベテランである。
しかし岡野さんも、現在は症状が軽減しているとのことだ。ところが、生活の上で特別な工夫をしているわけではなさそう。

「お茶をよく飲んでいることが症状改善のキッカケかもしれません。“べにふうき”というお茶の品種があるのですが、これが実は周囲にも好評です。現在、当店のネットショップでも取り扱っています」

なるほど。あくまで、すべての人に効くわけではないことを前提として、お茶にそんな効能があるとは……調べてみる価値はありそうだ。

今回、おふた方に話をうかがって分かったのは、生活上の細やかな対策が、症状に影響を与える可能性があるということ。それでもどうしようもない場合は、やはり病院に頼ることをおすすめしたい。

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