「辺野古木曜」250人が抗議 車両搬入、掘削作業なし


この記事を書いた人 金城 美智子
米軍キャンプ・シュワブゲート前にブロックを積み上げる市民ら=28日午前10時すぎ、名護市辺野古

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設をめぐり米軍キャンプ・シュワブゲート前に28日午前、本島中部市町村の島ぐるみ会議などが中心となった毎週木曜の「大行動日」に合わせて市民ら約250人が結集した。市民は工事用車両のゲートにブロックを積み上げて座り込み行動を続けているが、午前10時半現在、シュワブ内への資材搬入は確認されていない。

 海上では、大型コンクリート製ブロックを積んだ船の周辺や長島付近のクレーン船などの周辺にあった油防止膜(オイルフェンス)をシュワブの浜に揚げた。クレーン船とスパット台船で掘削作業は確認されていない。
【琉球新報電子版】