辺野古代執行訴訟 きょう第2回弁論


この記事を書いた人 田盛 良一

 翁長雄志知事が米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に関する埋め立て承認を取り消したことに関し、国土交通相が翁長知事を訴えた代執行訴訟の第2回口頭弁論が8日午後2時、福岡高裁那覇支部で開かれる。裁判を前にした同日午後1時からは、福岡高裁那覇支部向かいの城岳公園で、裁判に臨む県職員や弁護団を激励する集会を開催する。集会には翁長知事も出席する予定。

 代執行訴訟で政府側は、埋め立て承認の取り消しは違法だとして、知事に代わって国が承認取り消しを撤回する判決を求めている。対する県側は前知事による埋め立て承認手続きには法的な瑕疵(かし)があり、取り消しは適法だと反論している。