スポーツ

手抜きするチームあるプロ野球交流戦 王者優遇制度作るべき

 昨年のセ・パ交流戦で優勝したチームを覚えている人はどれほどいるだろう(答えはソフトバンク)。
 
 交流戦の成績はリーグ戦に反映されるが、勝率1位で優勝しても、スポンサー賞金5000万円以上の意味はない。交流戦を頑張っても仕方ないとあからさまに力を抜く球団もある。交流戦に緊張感を持たせるために、優勝チームには日本シリーズへの参加権利を与えてはどうか。
 
 交流戦は2005年スタート時の36試合(1チームあたりホーム3試合、ビジター3試合の全12カード)に戻す。CS(クライマックスシリーズ)は廃止し、日本シリーズはセ・パの優勝チームと、交流戦優勝チームの3球団によるトーナメント方式で行なうこととする。「交流戦王者とリーグ制覇が同一チーム」というケースは、従来通り2チームで決戦してもいいし、交流戦2位チームを繰り上げてもいい。
 
 ペナントと短期決戦の交流戦では試合数に差があるので、ペナントの優勝チームには1勝のアドバンテージが与えられる。トーナメントの対戦はくじ引きでもいいが、オールスターで負けたリーグのチームが、交流戦王者と当たるという形でどうか。そうすれば、お祭り要素の強いオールスターにも緊張感が出て、面白さが増すだろう。

※週刊ポスト2014年2月14日号

関連キーワード

トピックス

《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
大阪桐蔭野球部・西谷浩一監督(時事通信フォト)
【甲子園歴代最多勝】西谷浩一監督率いる大阪桐蔭野球部「退部者」が極度に少ないワケ
NEWSポストセブン
がんの種類やステージなど詳細は明かされていない(時事通信フォト)
キャサリン妃、がん公表までに時間を要した背景に「3人の子供を悲しませたくない」という葛藤 ダイアナ妃早逝の過去も影響か
女性セブン
創作キャラのアユミを演じたのは、吉柳咲良(右。画像は公式インスタグラムより)
『ブギウギ』最後まで考察合戦 キーマンの“アユミ”のモデルは「美空ひばり」か「江利チエミ」か、複数の人物像がミックスされた理由
女性セブン
30年来の親友・ヒロミが語る木梨憲武「ノリちゃんはスターっていう自覚がない。そこは昔もいまも変わらない」
30年来の親友・ヒロミが語る木梨憲武「ノリちゃんはスターっていう自覚がない。そこは昔もいまも変わらない」
女性セブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
大谷翔平の通訳・水原一平氏以外にもメジャーリーグ周りでは過去に賭博関連の騒動も
M・ジョーダン、P・ローズ、琴光喜、バド桃田…アスリートはなぜ賭博にハマるのか 元巨人・笠原将生氏が語る「勝負事でしか得られない快楽を求めた」」
女性セブン
”令和の百恵ちゃん”とも呼ばれている河合優実
『不適切にもほどがある!』河合優実は「偏差値68」「父は医師」のエリート 喫煙シーンが自然すぎた理由
NEWSポストセブン
大谷翔平に責任論も噴出(写真/USA TODAY Sports/Aflo)
《会見後も止まらぬ米国内の“大谷責任論”》開幕当日に“急襲”したFBIの狙い、次々と記録を塗り替えるアジア人へのやっかみも
女性セブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン