家庭の味で交流100回 若狭公民館で朝食会、記念の100人会


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100回目を迎えた1品持ち寄り朝食会で交流する地域住民ら=23日、那覇市若狭公民館

 那覇市若狭公民館(宮城潤館長)が2007年11月に始めた月1回の1品持ち寄り朝食会が100回目を迎え、記念の「100人で朝食会」が23日開かれた。朝食会には親子連れなど約80人が参加。それぞれが持ち寄った“家庭の味”を堪能しつつ、交流を深めた。

 朝食会は、若者の公民館活用について考える同館青年講座のメンバーらが発案した。派生イベント「100人でだるまさんが転んだ」なども行われ、地域住民の交流の場となっている。
 記念朝食会では、手作り料理から市販の総菜、お菓子まで多彩な1品が並んだ。参加者らはビュッフェ形式でおかずを分け合い、会話を楽しみながらの朝食を楽しみつつ、準備や片付けの作業も共に行った。
 親子で参加した鈴木亜希子さん(36)は「いつもは会えない人と情報交換できる貴重な場所」と強調。「くゎっちーさびら」の掛け声を担当した娘の周(あまね)さん(7)と眞(まこと)ちゃん(4)は「おいしい」と笑顔を見せた。
 宮城館長は「1人で参加していた人も、今では家族を連れて来るようになった」と振り返った。