夜の闘ヤギに歓声 本部で観光フェスタ


この記事を書いた人 Avatar photo 瀬底 正志郎
迫力満点のヤギの闘いが繰り広げられた「第9回もとぶ観光文化フェスタ」=30日夜、本部町多目的イベント広場(闘牛場)

 【本部】夜の本部町観光として人気を集める「第9回もとぶ観光文化フェスタ」(本部闘牛組合・瀬底島ピージャーオーラサイ保存会主催、琉球新報社共催)が30日夜、本部町の多目的イベント広場(闘牛場)で開催された。寒空の下、多くの人が来場し、民謡ライブや闘牛を楽しみながら、ヤギ汁やアセロラジュースなど本部町の味を堪能した。

 フェスタは通常、昼間に別々に行われるウシオーラセー(闘牛)とピージャーオーラサイ(闘ヤギ)を、同時にナイターで実施。角と角がぶつかり合う「ガツン」という音が会場に響くたびに、会場からはどよめきや歓声が上がった。
 宜野湾市から妻の唯さん(26)と娘の真帆ちゃん(1)の家族3人で訪れた神里誠さん(31)は「娘が牛が好きなので闘牛を楽しみに来た。闘ヤギは初めて。体は小さいけど迫力満点で楽しかった。次回もまた来たい」と声を弾ませた。