県の非正規率15年度21・3% 11年度から21%台


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 2015年度の知事部局や教育庁、病院事業局、警察本部など県関係の非正規雇用率(同年6月1日現在)は全職員3万302人中6460人で21・3%を占めることが県人事課の調査で分かった。11年度から約21%台で推移している。

 知事部局の全職員5449人中、非正規が1277人で雇用率23・4%だった。最も非正規雇用率が高いのが病院事業局の31・1%で、全職員3957人中1230人となっている。非正規雇用者数が3720人と最も多い教育庁は全職員1万7438人に占める雇用率は21・3%だった。
 警察本部は全職員3085人中181人で5・9%、企業局は全職員283人中36人で12・7%だった。
 議会事務局は全職員52人中12人の23・1%、人事委員会事務局は全職員21人中3人の14・3%、監査委員会事務局は全職員17人中1人の5・9%だった。