新聞労連ジャーナリズム大賞 特別賞に沖縄2紙


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 日本新聞労働組合連合(新崎盛吾委員長)は15日、第20回新聞労連ジャーナリズム大賞に、毎日新聞の「憲法解釈変更 法制局、経緯公文書残さず」など一連の内閣法制局報道など3作品を選んだと発表した。琉球新報と沖縄タイムスは「『報道圧力』問題をめぐる一連の報道と対応」で特別賞を受賞した。

 琉球新報は応募はしていなかったが、新聞労連は「紙面上で力のある記事を掲載していたことを選考委員が評価した」としている。
 優秀賞には北海道新聞の「北海道と戦争」と高知新聞の「秋のしずく~敗戦70年といま」が選ばれた。第10回疋田桂一郎賞は朝日新聞の「『隔離の記憶』をはじめ、ハンセン病をめぐるこれまでの記事」、沖縄タイムスの「『辺野古バブル』に揺れる島~奄美大島の採石現場から~」が受賞した。授賞式は22日、東京都で行われる。