辺野古、市民ら腕組み抗議 県外・元自衛官「座り込みが防波堤に」


この記事を書いた人 金城 美智子
機動隊員に排除される市民ら=18日午前9時22分、名護市辺野古

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う新基地建設が計画される名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前には、18日も建設に反対する市民らが集まり、早朝は約80人が抗議した。午前7時と午前9時20分に、ゲート前で座り込む市民らを機動隊員が排除し、石材を積んだトラックやミキサー車など工事関連車両が少なくとも9台、基地内に入った。

 ゲート前を訪れた元自衛官の小多基実夫さん(65)=東京都=は「座り込みが防波堤になっている。ここに座り込む人が増えないと戦争が止まらない。全国に広めていこう」と呼び掛けた。
 一方、大浦湾の海上では移設関連の作業は確認されていない。
【琉球新報電子版】
英文へ→Former JSDF member calls sit-in at Camp Schwab a bulwark against militarism