完成前の橋にお絵描き 親子らが見学会 奥武山米須線


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完成前の橋に色とりどりの水性塗料で絵を描く子どもたち=10日、糸満市

 【糸満】糸満市米須の県道7号沿いで進められている奥武山米須線橋整備工事の現場見学会が10日開催された。市内外から約30人の親子らが参加し、建設中の橋に色とりどりの水性塗料で絵を描いて楽しんだ。県南部土木事務所から工事を請け負うドーピー建設工業と屋部土建の特定建設工事共同企業体の主催。

 工事は、急カーブが多く見通しが悪い道路の安全性を高めることを目的に2014年11月に着工し、ことし1月末に完成予定。橋の全長は73メートル。
 橋の完成を前に、子どもたちの思い出づくりを目的に現場見学会が開催された。子どもたちは長さ73メートルの橋をキャンバスに、色を塗ったり大きな魚を書いたりして、自由にお絵描きを満喫した。
 参加した新垣海斗君(7)=真壁小1年=は「道いっぱいに色を塗ることができて楽しかった」と笑顔。沖縄市から足を運んだ諸見里琉真君(11)=中の町小5年=も「大好きなお魚を思い切り描けてよかった」と話した。