【中国時報】中国大手のジムが進出 先端技術と運動融合


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 中国国内に20の拠点を展開するフィットネスチェーン大手の「韋徳伍斯(ホワイトウルフ)」が台湾に上陸した。台北市内中心部に建設した3階建てで総面積2640平方メートルを誇るジムは現在試験営業を行っており、4月から正式に営業を開始する。

 同ジムが打ち出すのは、先端技術とフィットネスの融合だ。運動の際に装着するワイヤレスリストバンドで心拍数や消費カロリーなどのデータを収集してクラウドに記録する。解析したデータを基に、個人個人に適した食事や運動メニューを提案するというものだ。
 台湾地区の最高経営責任者・柯智文氏は「台湾は700万人がフィットネス経験がある有望市場」と評価する。2015年には台湾全土で13年の倍となる632回のランニングイベントが開催されており、世界最高の運動人口率とも分析している。