石川県七尾市にある和倉温泉は、いにしえから湯治場として知られてきた場所。現在はその温泉そのものの魅力に加えて、地元のグルメや新鮮な海の幸、また何よりも地元のホスピタリティ溢れるおもてなしで、多くの観光客を引き寄せています。
さらに、「じゃらん人気温泉地ランキング2016」では東海地方の在住者が「もう一度行ってみたい温泉地」として選んだ第7位の温泉。東海地方から距離があるのにこれだけの人気を誇るのはやはり魅力が高いから。
今回は観光列車の運行によって金沢からもアクセスが便利になった和倉温泉の魅力を紹介します。
和倉温泉
昔からの温泉地は1200年の時を経て今なお進化し続ける!
北陸・石川県にある七尾市。ここの和倉温泉は古くから湯治場として知られてきた場所です。1200年前から人々を癒してきたお湯の質はカルシウム-塩化物泉で、保温効果に優れた温泉といわれています。
「和倉」とは、「湧く浦」が由来と言われていて、海からボコボコ湧き出る温泉は一度浸かると冷めにくいと評判。七尾湾に面した公園には「湯ったりパーク」があり、ここでは無料の足湯を楽しめますよ。
しかしここ和倉温泉が今、人気を集めているのは、温泉だけが理由ではありません。魅力のひとつが、海沿いにあるため海の幸が豊富なこと。七尾湾に面していて宿で味わえる食事には海の幸がふんだんに使われています。
さらに、石川といえば能登牛や加賀野菜などの地元グルメもたくさん。地元のホスピタリティ溢れるおもてなしにも評価が高く、疲れた体と心までも癒やしくれます。能登半島の中心にあり、自然に囲まれ、海もすぐそばにあるため、海を一望できる旅館も多く眺めを楽しめます。
温泉以外の楽しみも充実。
立ち寄りたいスポットはコチラ
和倉昭和博物館とおもちゃ館
明治初期から昭和40年代のおもちゃなど約1万点のアイテムを展示。今ではほとんど見ることがなくなった昭和時代の生活用品や茶の間、駄菓子屋が再現されており、日本の古き好き時代を懐かしむことができます。家族で訪れれば、自然と会話も弾み、思い出話などにも花が咲きそうですね。
TEL/0767-62-1161
営業時間/8時30分~17時30分(最終入館17時)
休館日/2015年12月29日~2016年1月1日
入館料/700円
「和倉昭和博物館とおもちゃ館」の詳細はこちら
ル・ミュゼ・ドゥ・アッシュ 辻口博啓美術館
七尾市出身で世界的に活躍しているパティシエ辻口博啓氏のミュージアム。スイーツとアートを融合させた全国でも珍しい博物館と言えるでしょう。砂糖で作られたシュークルダールも展示されており、是非チェックしたいところです。
また、館内にはカフェ、パティスリーが併設されているので、鑑賞に疲れたらゆっくりお茶をしながらスイーツを楽しむのも良いですね。
TEL/0767-62-4002
営業時間/9時~17時(最終入館16時30分)、カフェは9時~19時(LO18時30分)
休館日/なし
入館無料
「ル・ミュゼ・ドゥ・アッシュ 辻口博啓美術館」の詳細はこちら
まとめ
近年はスタンプラリーで街歩きを楽しむ「七福神福々めぐり」や冬花火などの温泉以外のイベントも充実、さらに多くの人を引き付け、進化し続けています。アクセスも便利になった和倉温泉、まだ出かけたことがない方は是非足を運んでみてください。自然の豊かな恵みと地元の人の温かさに触れられるでしょう。
※この記事は2015年12月時点での情報です。
※ランキングの集計方法
●調査時期:2015年8月18日~ 2015年8月26日
●調査対象:『じゃらんnet』会員または『じゃらんnet』予約者
●調査方法:インターネット上でのアンケートを実施
●有効回収数:12,062人(うち、東海エリア居住者は1327人)
●対象温泉:計331の温泉地を選択肢として設定(うち、東海エリアの対象温泉地として、愛知県、岐阜県、三重県、静岡県、長野県、石川県、富山県、福井県の計84の温泉地を設定)
●質問内容:「もう一度行ってみたい温泉地」と「その理由」
じゃらん編集部
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