「あこがれ温泉地ランキング」の関西・中国・四国編の第4位、「満足した温泉地ランキング」関西編第5位にランクインしたのが、兵庫県の城崎温泉です。
「城崎温泉は町全体が一つの旅館」という言葉があるように、異なる7つの温泉を浴衣姿と下駄で巡ることができるのも魅力。それぞれユニークな特徴をもつ7つの外湯を一気にご紹介!
1.柳湯
柳並木が特徴の温泉
柳湯の外には足湯があり、そこに浸かれば柳並木が目に入ります。外観は歴史を感じさせる造りで、風情を感じることができるはず。この柳湯、なにか特別なお風呂があるわけではなく、中には木枠の湯船がたった一つだけ。
それでも多くの温泉好きを惹きつけてやまないのは、ここの泉質が良いこと、そしてどこか温かみを感じさせる雰囲気にあるのでしょう。
2.さとの湯
露天が魅力の温泉
さとの湯の魅力は駅に隣接しておりアクセスがしやすいことが挙げられます。また足湯も大人気。しかし一番人気はこの温泉の屋上露天です。滝が豪快に流れるお風呂からは円山川を一望できます。高い場所で露天風呂に入ると気持ちも自然と開放的になります。
さらにこのお風呂の内湯にはエキゾチックで洋風な作りのものがあります。ペンギンサウナやハーブ香るサウナもあり、是非一度試す価値ありです。
3.鴻の湯
温泉街の最奥にある裏山を借景にした庭園露天が魅力的!
鴻の湯は城崎温泉の温泉街の最奥部に位置しています。それだけにすぐに目に入るわけではありませんが、露天風呂がある外湯です。裏山を借景にした庭園露天、その広さは20人一緒に入ってもまだスペースが余るくらい。
団体旅行の際に一緒に浸かれば、メンバー同士の絆も深まること間違いなしです。もちろん泉質が素晴らしいことは言うまでもありません!
4.一の湯
城崎温泉のシンボル的存在
城崎温泉には数多くの温泉がありますが、その中でも一の湯はシンボル的存在とも言うべき温泉です。桃山様式の佇まいを見せる建物に、「一の湯」の文字を見かけたら、初めて城崎温泉に来た方も思わず引き寄せられてしまうのではないかと思います。
ここには裏庭の自然岩を利用した洞窟風呂があり、野趣溢れる雰囲気のもと温泉を楽しめます。
5.まんだら湯
風情あふれる温泉
まんだら湯のそばを通りかかったら、まずこの建物が目を引くはずです。翡翠色の屋根と寺院風の屋根、エントランスは唐破風、そこに「まんだら湯」ののれんがあるとなれば、ふらっと立ち寄りたくなること間違いなし。
ここの露天は桶露天で、檜造りの桶に浸かっていると、木の香りと外の開放的な雰囲気も相まって、心はリラックスモードに入ります。
6.地蔵湯
子供と一緒に入れる温泉
地蔵の湯の由来は、泉源より地蔵尊が出たことによりこの名があり、そのためこのお湯は「衆生救いの湯」とも呼ばれており、地元の人々から愛されています。
ここの温泉が嬉しいのは、浴槽が浅めに作られている上に、温度もぬるめで子供も入れるスペースがあること。子連れの方も安心して入れる温泉のため、家族連れにも人気があります。
7.御所の湯
荘厳な外観の温泉
御所の湯の外観は荘厳!中の休憩所には金箔の屏風画や天井がもあり、城崎温泉の数ある温泉の中でもゴージャスな雰囲気を持っていると言えるでしょう。
肝心の温泉ですが、開放的なガラス張り天井の設計。露天風呂からは風情ある裏山の滝絶景を眺めながら浸かることができます。気持ちはまさに殿様気分で、ちょっとした非日常が味わえる場所です。
まとめ
城崎温泉の7つの外湯めぐりは極上のエンタメ、各温泉の特徴あるお風呂を堪能しましょう。ハシゴするなら1日入り放題の外湯券「ゆめば」1200円もお得。町全体で来るものを迎え、もてなしてくれる城崎温泉。
是非、そのホスピタリティを体感してみてください。
※この記事は2015年12月時点での情報です
じゃらん編集部
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