粟国島に「青い鳥」 どんな鳴き声?


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青色の光沢が鮮やかなオオルリ=17日、粟国村(四方正良氏撮影)

 【粟国】日本三大鳴鳥「ウグイス、コマドリ、オオルリ」の一つ「オオルリ」(大瑠璃、スズメ目ヒタキ科オオルリ属)が17日、粟国村パークゴルフ場の向かいの林で撮影された。

 沖縄への飛来自体も非常に珍しいが、粟国島ではこの4年間に毎年、数羽の飛来が報告(野鳥友の会メンバー内)されている。オオルリの姿が撮影されたのは3年ぶり。山地や丘陵に生息し、渓流沿いのよく茂った森林に多く飛来して、昆虫を捕食する。
 「比較的明るい場所でオオルリの姿が確認できた」と、撮影者であぐに野鳥友の会メンバーの四方正良氏は話していた。
 雄の背中は尾を含めて、光沢のある美しい青色をしている。この色になるには2~3年は要すると考えられていて、さえずりとともに姿の美しい鳥である。
(大城智恵通信員)