琉球新報社 「第５回野菜ソムリエアワード」（日本野菜ソムリエ協会主催）の最終選考会が１６日、東京都で開かれた。県内からジュニア野菜ソムリエ部門で桃原未希さん（３１）＝南風原町＝が、認定料理教室部門でマクロビオティック料理教室「マザーズキッチン」を営む大友美幸さん（３６）＝うるま市＝が、それぞれ２位に当たる銀賞に選ばれた。
桃原さんは仕事で農家と交流した際に生産者が作物に懸ける情熱を感じ「農家のサポートがしたい」と２０１４年にジュニア野菜ソムリエ資格を取得した。１５年には息子の光希ちゃん（５）もキッズ野菜ソムリエになり、兼正青果（那覇市）のスタッフとして親子で試食販売に取り組み、魅力を発信したことが評価された。「親子での行動が評価され、うれしい」と笑顔で語った。大友さんは自身が営む料理教室で、カラシナなど島野菜を使った料理を継続的に紹介してきた取り組みが評価された。大友さんは「これからも島野菜のおいしさを多くの人に伝えたい」と決意を新たにした。
