今回は20~39歳の一人暮らしをしている男女200人に他人の家の冷蔵庫に関するアンケート調査を行った。まずは、他人の家の冷蔵庫を勝手に開けたことがあるか質問したところ、「ある」を選択した人は13.5%、「ない」を選択した人は86.5%となり、ほとんどの人は勝手に他人の冷蔵庫を開けたことはないようだ。
ちなみに、自分の家の冷蔵庫を勝手に開けられたことがあるかについても質問した。結果は、「ある」を選択した人が33.0%、「ない」を選択した人は67.0%となり、約3割の人たちが勝手に冷蔵庫を開けられた経験があることが分かった。他人に勝手に冷蔵庫を開けられるのは、いったいどんな気持ちになるのだろうか?
Q. 自分の家の冷蔵庫を勝手に開けられたとき、どんな気持ちでしたか(単一選択)
・とても嫌だった(15.2%)
・嫌だった(22.7%)
・仲の良い人はいいが、それほど仲が良くない人は嫌だった(27.3%)
・少し抵抗はあるが、嫌ではなかった(15.1%)
・なんとも思わなかった(抵抗なし)(19.7%)
「とても嫌だった」(15.2%)、「嫌だった」(22.7%)、「仲の良い人はいいが、それほど仲が良くない人は嫌だった」(27.3%)を合わせると、約7割の人が何かしら不快感を抱いている。冷蔵庫のなかはあまり他人の目に触れることがないため、普段は整理整頓を怠りがちになっていることもありそう。そんな場所を勝手に見られてしまうと、気分がいいものではないだろう。
さて、本題となる他人の家の冷蔵庫で見た驚愕の中身には、いったいどんなものがあるのか。フリーコメントで回答してもらったので見てみよう。
「お酒とつまみしか入ってなかった」(25歳・女性)。20代の女性にちらほら見受けられたコメント。これはおそらく交際している彼氏の家に遊びに行った際に、冷蔵庫を開けたら食料品が入っていなかったということかもしれない。
また、「女子大生の家なのに小松菜が液状化していた」(21歳・男性)、「得体のしれない液体が固まっていた」(32歳・男性)のように、何かが腐ってドロドロの状態を目撃してしまった人もいるようだ。
ほかにも「ほとんどのものが賞味期限切れしており、悪臭がすごかった」(33歳・女性)や「腐って黒くなった果物が入っていた」(29歳・女性)、「カビが生えていた」(26歳・男性)など、想像するだけでもゾッとするような冷蔵庫も……。
家に招いた人に勝手に冷蔵庫を開けられることはあまり多くはないだろう。しかし、いつ開けられてしまうかも分からない。年末に掃除した冷蔵庫をいつまでもキレイな状態に保てるように、日ごろから整理整頓を心がけよう。