仕事・恋愛・プライベート。あなたが現状に満足できない「5つの理由」

カウンセラーのF.Emelia Sam博士は、こう警鐘を鳴らします。社会生活のなかで責任や同調を理由に、私たちは「心の深部にある“自分の声”を無視しがち」であると。モヤモヤと気持ちが晴れない社会人のために、いますぐ見直すべき5つのサインを紹介しています。

01.
自分のことは後回し
だから、充足感がない

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私たちの思う「安定」とは、お金に余裕があり、何の努力もせずに生活していくこと。こう考える人がどれだけ多いことか。ですが、自分の心の状態をチェックしてみれば、そうではないということがよく分かるはずです。
自分の目標とは、まったく違ったことばかりしていては、最終的には心身ともに疲れ果ててしまうもの。つまり、あなた自身が充実していると感じなければ、いつまで経っても、満たされることなどありません。

02.
「NO」が言えない
他人に意見を合わせがち

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恋愛において、こんな経験があるはずです。「◯◯をしたい」と口にしても、最終的にはその反対のことをしてしまう。他人と関わり合うとき、折合いをつけることは大切です。でも、相手の趣味趣向に合わせて妥協しても、価値観や考え方まで妥協してしまうのは考えもの。安定した環境に甘え、自分の信念にまで妥協していては、いつか自分自身を見失ってしまいます。

03.
本心はモヤモヤ…でも、
無理に納得しようとする

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「安定感」の不思議なところは、必ずしもあなたに安定した気持ちを感じさせないということろ。あなたは自分を納得させようと、日々の生活を前向きに考えようとします。ですが、そこには空虚な心があるだけ。自分の生活に感謝したり、納得することは素敵なことだけど、空虚さを打ち消すことができなければ、心は永遠に満たされることはありません。

04.
友人や同僚の成功を
密かに嫉妬してしまう

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友達や同僚の成功を知ったとき、あなたは正直どう思いますか?表面的には、相手の成功を祝うことができたとしても、心の奥底に、強い嫉妬心が潜んでいるのかもしれません。自分の夢に生きる人のことを応援できない。それって、悲しいことだと思いませんか?

05.
正当化しようと
必死に言い訳

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安定を求める人ほど、自分を正当化することに長けています。自分が選ばなかった道は「魅力的ではなかったから」と、言い訳しようとする。彼らは自分を正当化しようと、物事が上手くいかなかった理由をあれこれ言うでしょうが、「挑戦するのが怖かった」とは、決して口にしません。そればかりか、茨の道に挑戦した人を軽視しようとさえします。
人生が壮大である必要はもちろんありません。それでも、道半ばにあるチャンスを摘みとれるか否か、そこがカギなのです。


Sam氏は、こうも言います。現実的なように見えて「安定はただの欺瞞である」と。本当の自分を見失ってしまう理由は、ここにあるのかもしれませんね。

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