野菜がドレスに。意外すぎる発想のファッションイラスト

courtesy of Gretchen Röehrs

子供の頃、食べ物をおもちゃにしてはいけませんと言われた記憶がある人は多いと思います。この教えはどうやら東西を問わないよう。アメリカでも｢Don't play with your food.｣と子供に注意します。

子供の遊び心と大人のセンスが融合

でも、そんな子供心を忘れず、大人の感性でファッションイラストを描いているのが、サンフランシスコのグレチェン・ローハーズさん。

大学ではファッションデザインと商品開発を専攻。好きなデザイナーは、ヴァレンチノとアレキサンダー・マックイーン、好きな料理はフレッシュなパスタと手の込んだトーストという26歳です。

軽いジョークからこのイラストシリーズは生まれました。東海岸に移って、カリフォルニアの新鮮な野菜を懐かしがっていた友達に、せめて見て楽しめるようにと送ったスケッチがきっかけになったのです。

食べ物を使ったファッションイラスト

courtesy of Gretchen Röehrs

おなじみのフルーツや野菜がこんなおしゃれなドレスになりました。あなたならどれを選びますか。自然の色の美しさに改めて気づかされますね。

courtesy of Gretchen Röehrs

バナナの皮は、夏らしい黄色のジャンプスーツです。ヘタの部分が帽子になっているのにも注目。

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courtesy of Gretchen Röehrs

ゴージャスなイブニングドレスは、ケールの葉っぱです。

courtesy of Gretchen Röehrs

レッドチャードのドレス。葉脈のピンクの鮮やかさに目をみはります。

courtesy of Gretchen Röehrs

サヤエンドウはサヤも豆も全部がファッションアイテムに。

courtesy of Gretchen Röehrs

カキの殻のフリルはオートクチュールのドレスにも負けていません。

日常生活がインスピレーションの源

以前ニューヨークに住んでいたというグレチェンさん。イラストはおしゃれなニューヨーカーやパリジェンヌのイメージですよね。

インスピレーションの源は、カリフォルニアの新鮮な野菜やフルーツが並ぶスーパーやファーマーズマーケット、ファッションショーやビンテージ雑誌などだそうです。日常生活に、インスピレーションがたくさんあるんですね。なんだか私も、子供の頃に戻って、食べ物で遊んでみたくなりました。

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（ぬえよしこ）