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自分自身に戻れる、子どものための「サードプレイス」とは

J-WAVE土曜の番組「RADIO DONUTS」(ナビゲーター:渡辺祐・みんしる)のワンコーナー「ARTS COUNCIL TOKYO CREATIVE FILE」。3月19日のオンエアでは、アーツカウンシル東京の森隆一郎さんが登場しました。

最近よく耳にする「サードプレイス」というキーワード。学校・職場・家庭以外に自分自身に戻れる時間や場所のことを指し、その重要性が注目されています。

森さんによれば「文化的な活動」が、まさに分かりやすいサードプレイスで、子どもであれば、学校と家の往復ではなく、塾や習い事。また、先生や親ではない別の大人と出会う場を与えることで、幅広い選択肢や価値観が生まれるのでは、と考えているそう。

そこでアーツカウンシル東京で展開するのは、三味線やお琴などを習える「キッズ伝統芸能体験」や、子どもたちがアーティストたちと共に作り上げる舞台「パフォーマンスキッズ・トーキョー」。これらは、まさに子どもにとってのサードプレイスになります。

「本当の習い事って、習い事自体がマストになってしまって、実はサードプレイスになっていなかったりするんです。でもこれらは10日間、7ヶ月間などの期間で、あまりプレッシャーになりません。あと、伝統もののお稽古って、入門すると辞めることが難しかったりしますが、これらは三味線を7ヶ月やってみて、面白かったら続ければ良いし、違うことを習いたければお琴に移っても良くて、そういう風に渡り歩いている子もいるんです」(森さん)

3月は発表シーズン。3月21日には、ひの煉瓦ホールで「パフォーマンスキッズ・トーキョー」の発表会、宝生能楽堂で「キッズ伝統芸能体験」の発表会が行われます。子どもたちのサードプレイスを、その目で確かめに行ってはいかがでしょうか?

【関連サイト】
「RADIO DONUTS」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/radiodonuts/

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