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禁煙外来での保険適用に必要な「ニコチン依存症判定テスト」

 10月1日、1箱あたり60~140円という、過去最高の値上げとなったたばこ。これを期に禁煙を決心した人もいるだろうが、強い味方が「禁煙外来」である。たとえば、東京女子医科大学の禁煙外来の場合、初回は血液検査込みの自費診療で9000円弱。その後、12週間で行われる5回の診察は、保険が適用される。

 ただ、保険適用には条件があって、下記の「ニコチン依存症判定テスト」で5項目以上当てはまることとブリンクマン指数(1日の喫煙本数×喫煙年数)が200以上であること。薬代も含めれば、標準的な費用は2万~3万円となる。

【ニコチン依存症判定テスト(TDS)】

【1】自分が吸うつもりよりも、ずっと多くたばこを吸ってしまうことがある。

【2】禁煙や本数を減らそうと試みて、失敗したことがある。

【3】 【2】のとき、たばこが欲しくて欲しくてたまらなくなった。

【4】禁煙したり本数を減らしたときに、次のいずれかの症状があった。(イライラ、神経質、落ち着きがなくなる、集中力低下、憂うつ、頭痛、眠気、胃のむかつき、脈が遅くなる、手のふるえ、食欲や体重増加)

【5】 【4】の症状を消すために、またたばこを吸い始めた。

【6】重い病気にかかったときに、たばこがよくないとわかっているのに吸うことがあった。

【7】たばこのために自分に健康問題が起きているとわかっていても、吸うことがある。

【8】たばこのために自分に精神的問題が起きているとわかっていても、吸うことがある。

【9】自分はたばこに依存していると感じることがある。

【10】たばこが吸えないような仕事やつきあいを避けることが何度かあった。

※女性セブン2010年11月4日号

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