民進・山井和則国対委員長代理 英紙風刺画捏造問題で誤りを認める 「外務省が否定しなかったので…」

 民進党の山井和則国対委員長代理は1日午前の記者会見で、5月30日の党会合で英紙「タイムズ」掲載の風刺画の人物を安倍晋三首相と決め付けて批判した件について、自身の認識の誤りを認めた。首相を批判する意図の風刺画だと思った根拠については、「(会合に出席した)外務省の方が否定しなかった」と述べた。山井氏の説明は以下の通り。

 --現時点での認識は

 「『こういう風刺画が出てますよ』ということで、外務省の方にお話をさせてもらったら、外務省の方は『安倍総理が批判されている』という趣旨を否定はされませんでした。ですから私は『そういう風刺画なのかな』というふうに理解をしました」

 「ただ、後になって、外務省の方が『違う解釈もあるんではないか?』ということをおっしゃったので、『そうかな』というふうに思いました」

 --現時点では安倍首相を批判する意図のものではないという認識か

 「はい。そう思います」

 「まあ、外務省の方がそうおっしゃってましたからね。最初に聞いたときには外務省の方は、そういう意図であることを否定はされませんでしたので。はい」

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