ネガティブな思考を改善するために、絶対に意識するべき「10のこと」

心理学を教えていた元高校教師でもあるライターAndrea Shulman氏は、科学的な視点で様々な情報を紹介する「Expanded Consciousness」で、人生がより幸せで素敵なものになる方法を紹介しています。

彼女が強調しているのが、ネガティブな行動をやめること。気が落ち込みやすいんだけど、どうにかしたい。なんてタイプの人は記事を参考にしてみるといいかも。


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ポジティブでいたい!いくらそう思ったって、世の中はホントにウンザリするようなことで溢れています。残念ですが、今は明るく振る舞うことがそれほど重要視されていない時代。

気持ちを上向きに持っていくことが難しいときだってあるでしょう。ですが、ここに紹介する10のコトに注意すれば、ネガティブな気持ち にならずにすむかもしれません。試してみる価値はありますよ!

01.
人のせいにしないで
自分ゴトにすること

最近は、責任を誰かに押し付けることが当たり前になってしまいました。でも、周囲で起こっていることって自分の決断によって生み出されたもの。ですから、本当は誰のことも責めることはできないのです。
困難な出来事に直面した時、責任を持つようにしましょう。自主的に動くことで、力がつき、能力が高まるチャンスにもなります。

02.
誰かと比較するのではなく
個性を伸ばすこと

私たちは個性があります。みんなが同じでは、世界はもっとつまらないものになってしまうでしょう。
ポジティブでいるために、誰かと自分を比べるのはやめましょう。あなたには素晴らしい才能があります。無理に比較してその才能を見落としてしまう可能性もあるものです。
比較するのではなく、自分自身や他人の個性も両方認めて、その上で尊重するように心がけましょう。

03.
ネガティブな音楽に
救いを求めないこと

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音楽は感情に大きな影響を与えます。聞く音楽には要注意。怒りや悲しみ、敵意のあるような音楽ばかり聞いていると、少なからずそういった影響を受けてしまうものです。
テンポの速い曲は、あなたの気持ちを高め、やる気を出す効果があります。スピードや歌詞に注意して、ポジティブな気持ちになるような音楽を中心に聞くようにしましょう。

04.
周囲の評価にとらわれずに
良いと思うことを伝えること

誰もが、人々や社会から評価されたいと思っています。人気者になりたい!「いいね」が欲しい!そんなことを気にしながら、自分の中に価値を見出そうとします。
でも実際、評価基準に合わせるのではなく、自分で自分をきちんと律するべきなんです。あなたには素晴らしい部分がたくさんあります。それが他の人には伝わっていないだけかもしれません。だから、その良さを理解してもらえるように、できる限りのことをしましょう。

05.
感情表現することに
臆病にならないこと

私たちは、感情を表現することを恥ずかしがります。他人に依存していないことを表現するために、ハグしたり、優しさを見せたり、愛を与える行為を恥ずかしがります。格好つけすぎて、他人と関係を持つことに臆病になっています。
ですが、私たちの世界を作るものは愛です。賞賛や優しい言葉をかけられることが嫌いな人はいないでしょう?恐れずに愛情表現しましょう。そうすれば、あなたも愛されるようになるはずです。

06.
違いを拒絶せず
理解すること

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人と意見がぶつかることはよくあるもの。誰かが言い争うようなテレビ番組も人気がありますよね。
だけど、自分と他人の共通点を見出すことも大切。意見が違う人と出会っても、その考えを受け入れて好きになれるかもしれません。対立や争いの多い人こそ、愛を必要としています。優しさや共感の気持ちを持って接しましょう。

07.
相手の立場を
無視しないこと

私たちはよく、自分の意見や価値観で物事を測りがちです。自分が正しいと思っていても、他の人から見ればそうでないことが往々にしてあります。
相手の視点に立って、その人の視野から物事を見る必要があるでしょう。あなたと誰かの間には、心や体など様々な違いがあるもの。だから、複数の視点を持って、選択の幅を広げることが大切なんです。

もう一度繰り返しますが、みんな同じだったら世界は退屈だと思いません?

08.
テレビ番組のテーマにも
要注意!

1日の中で、テレビを見て過ごす時間が多い人もいるのではないでしょうか。犯罪や災害、他人との競争などドラマチックな題材をテーマとしたテレビ番組も多くあります。
視聴するテレビ番組のテーマで、あなた自身への影響も大きく変わります。ポジティブなテレビ番組を見ることで、前向きな気持ちを維持することができるはず。

09.
休みなく突っ走らずに
たまには一息。

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仕事の効率化や誰かに勝つことばかり気にかけていませんか?道に咲く花の匂いを楽しむ余裕を持ちましょう。
人生で一番素晴らしいことは、その瞬間を生きること。夜空をぼんやり見上げたくなったときは、子どもをギュッと抱き締めて、仕事から1日離れましょう。
仕事を休んでもいいんです。ポジティブでいるためには、自分の周りにある様々な機会を楽しむこと。それには、競争から一度離れる必要もあるのです。

10.
貪欲にならず
分かち合うこと

悲しいことに、世界は分離しやすいもの。自分たちのものは自分たちのものだと主張し、それを守ろうとしますが、それは貪欲さの表れです。
みんなで少しずつ与え合うことができれば、世界はより素晴らしいものになるはず。友だちにコーヒーをおごったり、お母さんにプレゼントを買ってみたり。

死が訪れる時、今ある持ち物を持っていくことなどできません。生きている間に、周りの誰かと何かを分かち合えるようにしましょう。

日々、できることはたくさんあります。上述したのは、ほんの少しの例に過ぎません。生活に長く染み付いていて変えることが難しいものもあるかも。でも、ポジティブになろうとすればするほど、周りの人々や世界全体があなたを助けてくれるはずです。

ネガティブな行動をやめた時、あなたの人生はより幸せでリラックスしたものになるはず。心の平穏を得ることで、人生はより楽しく、満たされたものになるはずです。

Licensed material used with permission by Expanded Consciousness

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。