分譲マンションは管理が命! 多くの分譲マンションには、管理員やコンシェルジュが置かれ、マンション内のさまざまな業務を行っている。しかし、普段お世話になっていることは分かっていても、管理員さんの業務についてあまり知らない。
そこで今回は、マンション管理事業を手掛ける株式会社大京アステージの協力をいただき、都内マンションの管理員の方にお話を伺った。まずは、一日の業務の一例を教えていただいた。
アプローチに植栽された樹々も、季節を過ぎれば花や葉が大量に落ちてその場を汚してしまう。その清掃をこまめに行うことで、アプローチや共用部分が美しく保たれているのだ。次に、日々の業務でのトラブルを聞いてみた。
大京アステージには、全国に約5000人ものマンション管理員がいるそうで、発生したトラブルや留意しなければならない事例については、一斉メールで情報共有を図り、再発防止に努めているそうだ。また、管理エリアごとに定期的(概ね年6回)に研修を開き、対応方法を学んでいるそうだ。
そういえば今年の2月には、前例のないほどの大雪が降った。そんなときでも管理員が率先して、アプローチや玄関付近の雪かきを行ったそうだ。住人が快適に、普段どおり暮らせるようにというこの心配り。機会を見つけて、管理員さんと挨拶を交わしたり、声を掛け合ったりすれば、マンション生活もより楽しくなるかもしれない。