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2016.03.02

旬のグルメ食材を現地で食べられる関西の漁港5スポット

新鮮な海鮮が食べたければ一番良い方法は直接漁港に行くことです。各地の漁港には地元の人たちがとれたての海鮮を食べるためにやってくる食堂が集まっています。

ちょっと入るのに敷居が高いように思うかもしれませんが、一旦お店に入ると温かくもてなしてくれること間違いなしです。そこで楽しめる交流もかけがいのない思い出になるはずです。以下では、関西で旬のグルメ食材が食べられる5スポットをご紹介しましょう。

記事配信:じゃらんニュース


【大阪】堺出島漁港
古くから交易の中心だった堺は、同時に漁業の拠点としても栄えてきた。なかでも北部の出島漁港は、大阪市内からのアクセスも◎!大阪湾の海の恵みを現地にて堪能したい。

1.とれとれ市

漁港といえばやっぱりコレ!地魚も入った絶品海鮮丼。

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使用されるネタは時期により変わる。たっぷりと盛られたイクラがゴージャス!(海鮮もの「おとと屋」の海鮮丼1000円)
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丼に使われる魚をプロが目の前でさばいてくれる。断面はみずみずしくまさに新鮮そのもの!
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\現地だからうまい!/
大阪湾は知られざる魚の宝庫。沿岸漁業がメインで、アジ、イワシ、タチウオ、アナゴなど、四季折々に多様な魚介類が水揚げされる。

噛むたびに味が染み出るふっくら泉だこの絶品メシ。

とれとれ
泉州沖でとれる「泉だこ」を使った風味濃厚なたこめし。寒いこの季節はセットのかに汁がうれしい。たこめし屋「おとと屋」のたこめし(大)400円

\現地だからうまい!/
「泉だこ」はエビやカニなどの餌が豊富な大阪湾で育つ。潮の流れが穏やかなため、柔らかな身が特長。風味の豊かさも特筆モノだ。

とれとれ
目の前の大阪湾で水揚げされた魚介を、パック入りの刺身などで購入できる

地元漁協が主催する土日限定の青空市。新鮮な海の幸グルメを食べ歩きできるほか、店頭で購入した魚や肉をその場で楽しめるバーベキューも人気が高い。

■とれとれ市
[TEL]072-221-7272(堺市漁業協同組合連合会)
[住所]大阪府堺市堺区大浜西町23 堺出島漁港内
[営業時間]毎週土日10時~17時
[定休日]月~金
[アクセス]南海湊駅より海方面へ徒歩10分 阪神高速湾岸線大浜出口より7分
[駐車場]200台
「とれとれ市」の詳細はこちら

2.深清鮓

創業60年以上の老舗、噛むほどにアナゴの旨みが染みだす寿司

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穴子にぎり900円(税抜、折代は別途)

穴子寿司のテイクアウト専門店で、創業60年以上の歴史を誇る老舗。厳選した穴子をふっくらと蒸しあげ、先代から伝わる特製タレでいただく。
噛むほどにアナゴの旨みが染みだすオススメの一品です。人気店ゆえ来店前の問合せが望ましいでしょう。

■深清鮓
[TEL]072-241-4593
[住所]大阪府堺市堺区出島町1-1-22
[営業時間]9時30分~18時(売切れ次第閉店)
[定休日]火(祝の場合は営業、その他不定休あり)
[アクセス]南海湊駅より徒歩5分、【車】阪神高速堺出口より7分
[駐車場]4台

【兵庫】明石港
明石だこや明石鯛などのブランド魚介で知られるこのエリア。昼網の「魚の棚商店街」も有名だが、淡路島への連絡船が出港することから、港周辺にも小さな食堂が点在している。

3.みなと食堂

連絡船の乗り場前に佇む小さな老舗食堂でたこ三昧。

みなと食堂
小規模な家族経営で、現在は四代目のご主人(中央)が切り盛りをする
みなと食堂
名物のたこ入りだしまき。注文を受けてから丁寧に焼き上げるため、ふわふわの食感がたまらない
みなと食堂
酢だこ500円、たこ入りだしまき550円、たこぶつ400円、煮たこ400円

\現地だからうまい!/
この地に店を構えて76年目を迎える老舗店。魚の棚商店街などで新鮮魚介を買い付け、家庭的な惣菜料理を提供する。明石ならではのたこ料理が特に充実。
明石海峡で水揚げされるマダコを「明石たこ」と呼ぶ。早い潮流の中で脚が太くしっかりと育ち、独特の弾力と歯ごたえが魅力。

■みなと食堂
[TEL]078-911-2681
[住所]兵庫県明石市本町1-19-7
[営業時間]7時30分~19時30分
[定休日]火、第1・3月
[アクセス]JR明石駅より徒歩8分 第二神明道路大蔵谷ICより15分
[駐車場]なし

4.明石・魚の棚商店街

セリで落とされたばかりの鮮魚が正午過ぎに店頭に並ぶ「昼網」で有名

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全長約350メートルのアーケード

明石の台所として知られる商店街で、地元民からは愛情をこめて「うおんたな」と呼ばれる。全長約350メートルのアーケード内には110店舗以上の鮮魚店や水産加工品店などがずらり。揚げ物などの食べ歩きも楽しい。

■明石・魚の棚商店街
[TEL]078-911-9666 (魚の棚商店街事務所)
[住所]兵庫県明石市本町
[営業時間・定休日]店舗により異なる
[アクセス]JR明石駅より徒歩5分、【車】第二神明道路大蔵谷ICより15分
[駐車場]なし
「明石・魚の棚商店街」の詳細はこちら

【三重】鳥羽周辺エリア
リアス式海岸が続くこの一帯は海水の栄養分が豊富で、近海にさまざまな魚が集まってくる。穏やかな海域では鯛やハマチの養殖も行われるなど、まさに魚介類のパラダイス!

5.西村食堂

港町風情が漂う食堂で大ボリュームの刺身定食を。

西村食堂
刺身のネタは約6種類。地元産のサザエやカンパチなど季節により内容が変わる。焼き魚やイカ刺しもついて大満足!
お刺身定食2600円
西村食堂
西村食堂
家族経営のため、非常にアットホームな雰囲気。大将との会話も楽しみたい。

石鏡漁港の目の前にて創業46年目を迎える老舗食堂。地元の漁師から直接仕入れを行うため、魚はまさに新鮮そのものだ。各メニューのボリュームも満点。

\現地だからうまい!/
刺身はどれも新鮮だが、なかでもサザエなどの貝類は必食。石鏡から国崎にかけては海藻の質が良く、それを食べて育つ貝も美味いのだとか。

■西村食堂
[TEL]0599-32-5578
[住所]三重県鳥羽市石鏡町336-1
[営業時間]11時~20時
[定休日]木
[住所]近鉄鳥羽駅より三交バス国崎行きで30分 石鏡より徒歩10分 伊勢二見鳥羽ライン鳥羽ICより35分
[駐車場]5台
「西村食堂」の詳細はこちら

まとめ

関西の漁港の新鮮な海鮮スポットを5つご紹介しました。今度の週末は是非ドライブがてら出かけてみてはいかがでしょうか。

※この記事は2016年2月時点での情報です

じゃらん編集部  じゃらん編集部

こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。

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