沖縄公庫、3社へ3億8千万円出資 リーディング支援、IT関連初


この記事を書いた人 金城 美智子

 沖縄振興開発金融公庫(譜久山當則理事長)は14日、2015年度リーディング産業関連企業向けの出資事業について、レキオスソフト(那覇市)とレキサス(うるま市)、タピック沖縄(南城市)の3社に計3億8千万円の出資をしたと発表した。同事業によるIT関連企業への出資は初めて。

 今回の出資などを加えて、タピック沖縄の資本は4億5500万円(うち沖縄公庫出資分は2億円)、レキオスソフトの資本は1億5千万円(同1億円)、レキサスは1億8400万円(同8千万円)になる。
 同事業は、観光や情報通信、国際物流など沖縄のリーディング産業に関わる企業を支援するため、14年度に設立された。沖縄公庫の出資額を合わせて資本額が1億円以上になる企業・団体が対象で、総資本額の5割以内の限度額を出資する。優先株や持分取得の方法で企業・団体に出資する。【琉球新報電子版】