2016.01.27
香川県の金刀比羅宮は古くから「こんぴらさん」という愛称で親しまれてきました。もちろん、いまなお多くの地元の方々、他県からの参拝者によって愛されています。
今年のスタートの時期に是非、こんぴらさんに足を運び、幸せを祈願したら、参道に展開するおいしいご当地グルメを試してみてはいかがでしょう。きっと今年の運気は倍増するはずです。
1.金刀比羅宮
「こんぴらさん」のお参りをしたら、ご当地グルメを楽しもう
金刀比羅宮、通称「こんぴらさん」は、商売繁盛、五穀豊穣などのご利益で古くから信仰を集める神社です。参道口から本宮まで785段、奥社まで1368段という参道の石段が名物であることは多くの方がご存知だと思います。
こんぴらさんお参りの道筋を辿ってみましょう。まず参道入口から大門までは「おいりソフト」などを扱うお店やお土産屋さんがたくさんあります。目移りしてしまいますが、まずはお参りし、帰りにじっくり立ち寄りましょう。
長い長い石段のスタートですが、途中365段目にある大門は水戸光圀の兄・松平頼重が寄進したものです。二層入母屋造で瓦葺きの重厚な雰囲気が漂います。
そこを過ぎると、大きな傘をさして飴を売る5軒の店は特別に商いの許可を得た「五人百姓」と呼ばれます。
その後、見えてくるのは天保8(1837)年に竣工した旭社で、高さ約18mもあります。柱間・扉に施された彫刻は見事ですから、是非じっくり鑑賞しましょう。
そして、ようやく辿り着いた標高251mの本宮の御祭神、大物主神と崇徳天皇です。「二拝二拍一拝」の作法でお参りしましょう。
さて、お参りを無事に終えたら、帰りに参道の美味しいものを賞味したいものです。足も疲れているころですし、「お休み処 四国の旬」に寄ってみてはいかがでしょうか。
香川県の嫁入り菓子「おいり」をソフトクリームにトッピングしたものがここの名物。おいりのサクッとした食感と口に入れるとフワッした口どけが最高です。ソフトクリームは他にも和三盆味などがあります。
お土産を買いたければ、「にしきや」もおすすめ。
香川名物「しょうゆ豆」が有名なお土産処ですが、お土産以外にも好評なのが讃岐和三盆作りです。鈴、千鳥、くまなど30~40基の型から好みの4基を選んで全部で12個作れます。子供たちがいれば、盛り上がること間違いなし。
他にも女子向けのお酒を作る老舗「金陵の郷」 もあります。ここは、こんぴらさんの御神酒も醸造する老舗酒蔵の資料館です。昔ながらの日本酒以外にもユズ果汁をたっぷり使用したゆず酒もオススメです。
お腹が吸いたら、「大庄屋 参道口店」に立ち寄ってみましょう。
小麦の中心部分だけを贅沢に精麦した原料と、香川県産小麦「さぬきの夢」をブレンドして職人技で手打ち技法したこだわりのうどんが食べられます。
SHISEIDO PARLOURでは、金刀比羅宮の裏参道にだけ咲き、可憐な香りが特徴の椿「琴娘」の香りを閉じ込めた香水を販売。ここでしか手に入らないレアもので、2800円ですよ。
TEL/0877-75-2121
住所/仲多度郡琴平町892-1
営業時間/参拝自由(博物館施設は8時30分~16時30分)
定休日/なし
料金/参拝無料(博物館施設は800円)、幸福の黄色いお守り・ミニこんぴら狗セット1500円
アクセス/JR琴平駅より徒歩15分(参道入口まで)
駐車場/なし
「金刀比羅宮」の詳細はこちら
TEL/0877-75-0001
住所/仲多度郡琴平町716-5
営業時間/9時30分~16時30分
定休日/不定
料金/嫁入りおいりソフトクリーム和三盆味350円
アクセス/JR琴平駅より徒歩10分
駐車場/あり
TEL/0877-75-3264
住所/仲多度郡琴平町696
営業時間/9時~17時
定休日/なし
料金/金比羅のしょうゆ豆(300g~)450円~、和三盆作り体験1人1080円など
アクセス/JR琴平駅より徒歩7分
駐車場/20台(無料)
TEL/0877-73-4133
住所/仲多度郡琴平町623
営業時間/9時~16時、土日祝9時~18時
定休日/なし
料金/資料館観覧料無料
アクセス/JR琴平駅より徒歩9分
駐車場/なし
TEL/0877-75-2657
住所/仲多度郡琴平町725
営業時間/9時~17時
定休日/水
料金/ゆう玄2人前432円~
アクセス/JR琴平駅より徒歩9分
駐車場/20台(1回300円、2000円以上購入で無料)
TEL/0877-73-0202
住所/仲多度郡琴平町892-1 表参道石段500段目
営業時間/9時~17時(レストラン11時30分~14時30分、17時~21時※夜は予約制、月曜休)
定休日/なし
アクセス/JR琴平駅より徒歩35分
駐車場/25台
まとめ
こんぴらさんにお参りに行った帰りには、地元グルメとここにしかないお土産を堪能しましょう。
※この記事は2016年1月時点での情報です
じゃらん編集部
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