2016.04.14

昇龍道エリアで今行きたい！花や新緑を楽しむイベント

新しい観光ルートとして話題の「昇龍道」とは、能登半島の形が龍の頭に似ており、中部北陸地域の形が龍の昇っていく様子を思い起こさせることから名付けられました。

このエリアは美しい自然や温泉、歴史的建造物などがあり、季節ごとのイベントも盛りだくさん。新鮮な魚介類を始めとする、おいしい料理もお勧めです。

気持ちの良い風が吹くぽかぽか陽気のこの季節、昇龍道で楽しめる花や新緑のイベントに出かけてみませんか？

長島水辺のやすらぎパーク
牡丹園（三重県）

明治の歴史に触れながら、豪華な牡丹を堪能

旧久我邸で明治時代に思いを馳せる

三重県桑名市の「長島水辺のやすらぎパーク」は、長島駅から徒歩10分、長良川沿いの遊歩道を3分ほど散策した場所にあります。明治時代の風情を観光客などに楽しんでもらおうと、江戸時代に長島藩の重職にあった久我家の屋敷を休憩施設として整備しました。明治12年に建築され、少々改修されているものの、当時の原型を留めた屋敷内には、畳敷きの和室やかまどのある土間、当時の生活用品などが置かれ、明治の人々の生活ぶりを垣間見ることができます。

豪華絢爛な大輪の牡丹を満喫

旧久我邸の南側にある親水広場には牡丹園があり、4月下旬から5月上旬に見頃を迎えます。17種類、240株の大輪の牡丹が咲き誇る様子は、まさに豪華絢爛。4月22～30日には「長良川舟めぐり」、4月24日には「二胡の演奏会」といった催し物も開かれます。

養老公園　花と緑のまつり（岐阜県）

花や新緑の中、家族みんなで楽しめる施設やイベント

新緑まぶしい、孝子伝説のある名瀑「養老の滝」

名瀑「養老の滝」で自然を満喫

岐阜県養老町の「養老公園」は、名瀑「養老の滝」を中心とした養老山麓に広がる、総面積78万6000平方メートルの都市公園です。「養老の滝」は孝子源丞内の伝説で知られる高さ30メートル、幅4メートルの滝で、日本の滝百選にも選ばれています。自然を楽しみながら散策できる公園内には、孝子伝説ゆかりの寺社のほか、子どもの遊び場としてアスレチック施設や、家族みんなで楽しめるパターゴルフ場、キャンプセンターなども用意されています。

催し物がいっぱいの「花と緑のまつり」

養老公園では、5月31日まで「花と緑のまつり」が開催されています。この季節に満開となるツツジなど、色とりどりの花々や新緑を満喫できるほか、さまざまな催し物も。4月16日には人形劇や音楽劇を上演する「わくわくシアター」、4月29日には「春の養老公園写生大会」や、端午の節句にちなんだお話などを上演する「端午の節句を楽しもう！」、5月3～5日は「養老公園スタンプラリー大会」、5月15日には手品と腹話術が披露される「手品腹話術をみよう！」などが開催されます。

アカオハーブ＆ローズガーデン　熱海ローズフェスティバル2016（静岡県）

華やかな香りに包まれて
スイーツも楽しめるバラの楽園

太平洋を眺め、12のテーマガーデンをのんびり散策

静岡県熱海市のアカオハーブ＆ローズガーデンでは、7月15日まで「熱海ローズフェスティバル2016」が開催されています。太平洋を一望できる雄大な景色の中に、12のガーデンが点在し、英国風の庭園風景を楽しめるイングリッシュローズガーデン、ツルバラを使ったアーチが素敵なクライミングローズガーデン、ラベンダーとバラを中心にデザインされたハーブガーデンなどがあります。岐阜県立国際園芸アカデミー会長の上田善弘氏の協力により、世界各地から収集された貴重な野生種やオールドローズを公開するコレクションガーデンは、5月15日～6月10日の期間限定となるので、お見逃しなく。園内を巡るガイド付きの専用シャトルバスを利用するのもお勧めです。

バラのアイスクリームやガーデナーツアーもお勧め

バラの庭園を巡った後は、おいしいスイーツはいかがでしょうか？　「ガーデン・スイーツ祭り」が7月15日まで開催されており、ローズシフォンケーキやチェリーのアイスクリームなどが味わえます。オープンカフェで定番人気のバラのアイスクリームもぜひ。ガーデナーが庭園を案内し、花や庭の手入れについても話す「ガーデナーツアー」（土・日曜、5月15日～6月10日は毎日）や、バラのコロン作りにチャレンジできる体験メニューなどもあります。

10万球のチューリップも見事です。見頃は4月下旬ころまで

※この記事は2016年4月時点での情報です