ハイチュウ、現地ではそのまま「HI-CHEW」で売られています。商品の形やサイズも、日本と同じです。味は、チェリー、グレープ、マンゴー、グリーンアップル、ストロベリーの5種類あります。
このハイチュウ、森永製菓の現地法人、モリナガ・アメリカの看板商品で、会社のページより、ハイチュウのページのほうが立派なほど目立っています。FacebookやTwitter、インスタグラムなどのSNS、YouTubeで動画でも英語で積極的に発信しています。
実はハイチュウ、メジャーリーグの球場にも、広告看板を近ごろチラホラと見かけるようになりました。日本でテレビ中継などで見たことがある方もおられるのではないでしょうか。しかも、メジャーリーガーにも好評で、これまでのチューインガムからハイチュウに“転向”する選手たちも続出中とのこと。
その火付け役は、ボストン・レッドソックスの田沢純一選手といわれています。野球ファンには有名なエピソードで、最初はアメリカのアジア系スーパーで買ったハイチュウを気軽にチームメートたちに配っていたのが、あまりの好評ぶりに森永製菓のアメリカ拠点に訴え、全米向けに徐々に販路が拡大、さらに爆発的な人気を博すようになったそうです。
ハイチュウはいまや、レッドソックスやシカゴ・カブスなどとスポンサー契約し、球場でサンプルを配るなど、ますます広がりを見せています。日本のお菓子、恐るべし。
Hi-Chew
Morinaga America
(Written by AS)