アメリカの子どもたちに大人気! レインボールームを作ってみた

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ネットや雑誌で話題になっているレインボールームというおもちゃをご存じだろうか。2011年にアメリカで発売され、2013年には年間販売数が300万セットを超えたというヒット商品だ。

対象年齢は6歳以上。日本の安全基準もクリアしているので安心して遊べる

対象年齢は6歳以上。日本の安全基準もクリアしているので安心して遊べる

レインボールームは、専用キットを使って輪ゴムを編み込むことで、ブレスレットなどを作ることができる手芸玩具。リリアン編みのアメリカ版のようなものといえばわかりやすいだろうか。ブレスレットや指輪などのアクセサリー以外にも、編み方を工夫すればキャラクターのチャームを作ることも可能だ。

公式サイトだけでなく、ネットショップや大型玩具店などでも取り扱っている。子どもから大人まで楽しめるというレインボールームはどんなものなのか、実際に遊んでみた。

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公式サイトで、すべての材料がそろった基本セット(2,000円+税)を購入してみた。中身は、織り機となるプラスチックの「キット」とカラフルな「輪ゴム」、編むときに使う「専用フック」、そしてブレスレットを止めるために必要な「Cクリップ」の4品。輪ゴムの大きさは、およそリップクリームのふたほどのサイズで小さい。

さっそく、説明書に載っていた「シングルパターン」のブレスレットに挑戦! 編み方は写真付きで紹介されており、初心者にもわかりやすい。果たして、失敗せず編むことはできるのだろうか!?

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まずは織り機となるキットにゴムを引っ掛ける。完成品をイメージしながら、どんな色合いにしようかと考えるのはなかなか楽しい。

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一通りゴムを引っ掛けたら、いよいよ編む作業へ。専用のフックを使ってゴムをすくい上げて編んでいく。これが簡単かと思いきや、慣れるまでがちょっと難しい。最初は思い通り引っかけることができず、キットからゴムが外れてしまったりすることも……。今回は複雑な編み方ではなかったので、引っかけ直して簡単に修復することができた。次第にコツをつかんで、手早く編めるようになってくる。最後はC字をしたフックを端にひっかけ、キットからゴムを外せば完成!

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写真を撮りながらでも、30分かからずに作ることができた。自分で作ったからか、でき上がりを見ると、なかなかかわいく思える。ほかにもさまざまな編み方があり、ウェブ上でも紹介されているので、参考にするといいだろう。

あまり凝った手芸には手を出したくないけれど、ちょっと創作意欲が湧く趣味を始めたい人には、ぴったりのアイテム。難易度は編み方や挑戦するアクセサリーによって変わるので、自分のレベルに合ったものにチャレンジできる敷居の低さも人気のポイントではないだろうか。

(ミノシマタカコ+ノオト)

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