ネットスーパー実際どう？利用者に聞くメリット・デメリット

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ネットであらかじめ注文しておけば希望の日時に配送してくれるネットスーパーは、スーパーに行きたくても行けない人の強い味方として、近年、利用者が増加中。実際に利用している、4名の方にメリットやデメリットを聞いてみた。

夜間のくつろぎタイムにサッと注文！

まず、ネットスーパーを利用している人は、どのくらいの頻度で利用しているのだろうか？

・月1～2回以上（30代女性／4人家族）
・3カ月に1回（30代男性／5人家族）
・1～2カ月に1回（20代女性／1人暮らし）
・週1～2回（40代女性／DINKS）

実際に利用している人に聞いてみると、週1～2回・月1～2回と頻繁に注文している人もいれば、1～3カ月に1回程度の人も。食材調達のベースをネットスーパーに頼る家庭もあれば、不定期で補足的に利用する家庭もあるようだ。

利用する時間帯＆デバイスは、ほとんどの方が「夜寝る前に」「子どもが寝ついて一息ついた23時ごろ」などの深夜に、「タブレットで」注文する人が多かった。しかし中には「朝の出勤前、8時半ごろ」という人も。いずれにしろ、自宅で注文しているようだ。好きな時間に好きな場所で、落ち着いて頼めることが人気の秘訣なのかもしれない。

実物を見ないで買う分、「買う」判断はシビアになりがち

では次に、1回のお買いものあたり、何をいくらぐらい買っているのだろうか。

・約1000～2000円／牛乳、野菜、肉などなんでも。買い忘れたものを買う（30代男性／5人家族）
・約3000円／乳製品、肉系、卵などの定番食品、缶詰や冷凍シーフードなどの買い置き、調味料（30代女性／4人家族）

と、日々の買い物に行けない分を補って買う傾向があった。

・約5000円／乾物・缶詰など保存しておけるものや、水などをまとめ買い（20代女性／1人暮らし）
・約6000円／1週間のうちの4日分の食料（一般的な野菜、確実に消費する肉類、冷凍食品や加工食品）からペットボトル、ルーチンに消費するお酒、調味料、洗剤やティッシュ類まで（40代女性／DINKS）

金額が多めの人は、幅広いジャンルを購入する傾向が見られた。

利用時の注意点やこだわりを聞いてみると、「基本的には定番品」（30代女性／4人家族）、「食べるものも使うものも日々確実に消費する類にしておく」（40代女性／DINKS）など、買い慣れたものを買う人がほとんど。
また、「魚は美味しそうかよく分からないし新鮮な方がいい」（30代女性／4人家族）、「牛肉はハズレるとイタイ」（40代女性／DINKS）など、鮮度が特に重要な食品は避ける傾向が見られた。実物を見ないで買う分、店頭で買い物するときよりもシビアになるということか。

時間と手間を省けて便利！子連れには納得のメリットも

ネットスーパーで頼むメリットは、やはり時間と手間を省けること。

・思いついたときに買える。家から出なくて良い（30代男性／5人家族）
・重いものやかさばるものを自宅まで届けてもらえる（20代女性／1人暮らし）　などの意見が。

また、“お店に行かない”ことが大きなメリットになることも！　「子どもをスーパーに連れて行くので騒いでしまったり、あれ買ってと言われたり…自転車の前後に子どもを乗せて、さらに買い物袋まで運ぶとなると重くてふらふらして危ない」（30代女性／4人家族）など、子連れでお店に行くときの悩みを回避できるのがよいとのことだった。