1年間のイギリス留学を終え、9月末に帰国された秋篠宮家の長女・眞子さま(24才)。帰国後は、秋篠宮さまから引き継いだ日本テニス協会の名誉総裁に就任されたり、東京都美術館で開催されているモネ展を紀子さまとともに鑑賞されたり、JCI世界会議金沢大会に単独で臨席されるなど、精力的に公務に励まれている。
「学生時代からご公務には熱心でしたが、帰国後の様子を見て、あらためてご公務に対する真摯な思いを再認識しました」(皇室記者)
一方、次女・佳子さま(20才)もこの一年、熱心に公務に臨まれてきた。高校馬術競技大会開会式で挨拶されたり、全国高校生手話パフォーマンス甲子園で手話を交えた挨拶をされたり、そのたびに可憐なお姿が大きな話題を呼んだ。ところがこのところ、佳子さまが公の場に姿をお見せになる機会が少なくなっている。
それは公務だけに限った話ではなく、本誌が11月10日号で報じたとおり、ICU(国際基督教大学)の学園祭を欠席されるなど、プライベートでの話題も激減している。この1年、公務からキャンパスライフまで、人前に出れば、そのファッションやメイク、髪形などありとあらゆることが報じられた“佳子さまフィーバー”が、嘘のように静まり返っているのだ。
そうした現状に安堵されているのは、他でもない皇后・美智子さま(81才)だという。
「ダンスサークルの見学、ホットパンツやタンクトップといったカジュアルなファッション…佳子さまの行動がともすれば“派手めなイメージ”を伴って報道されることを、美智子さまは憂慮されていらっしゃいました」(皇室記者)
また、秋篠宮ご夫妻も“佳子さまフィーバー”に心穏やかではなかったという。 「一つには、東宮家よりも秋篠宮家が目立ってしまっていいのか、という思いです。さらには、佳子さまにばかり注目が集まり、人気が高まることに、眞子さまが複雑な思いを抱かれるのではないか、という不安もおありだったようです」(秋篠宮家関係者)
しかし、幼い頃から“仲良し姉妹”だったおふたりに、そうした心配は一切不要だった。
眞子さまの留学中も、おふたりはLINEやスカイプなどで連絡を取り合われていた。遠く離れていようと、一時的に佳子さまにばかり注目が集まろうと、その関係は変わらず、いやむしろ、距離が離れているぶん余計に“姉妹の絆”は堅くなり、帰国された今、なお一層強くなっている。そして、その背景には、美智子さまのお心遣いがあったという。
※女性セブン2015年11月17日号