ライター

トラベルライター、旅する着付師 1989年生まれ、文化服装学院卒業後、映画や舞台の衣裳会社で5年間、歌舞伎や日本舞踊の舞台、auの三太郎CMなどの着付けを担当。 忙しい日々の中、初めての海外一人旅で行ったベトナム・サパの少数民族の暮らしを見て、人生の価値観が大きく変わる。帰国後、退職し縁あってTABIPPOのライターとして活動中。 人生のテーマは「変わり続けること」 不安定の中にある安定するポジションを手探りで模索しながら、生きてます。

突然ですがうんちコーヒーって聞いた事ありますか?名前にうんちが付くなんてふざけてるのかと思いますよね。

しかし実はコピルアクの名称でコーヒーの王様として知られる、とっても高級なコーヒーなんです。なかには一杯8000円で出すお店もあるとか。

 

映画にも登場しており、「かもめ食堂」や「最高の人生の見つけ方」などで耳にしたことがある人もいるかもしれません。

うんちコーヒーって一体何?なんでそんな高級なの?臭くないの?などたくさん疑問もあるかと思いますが、今回はそんな衝撃的なうんちコーヒーを出逢いのエピソードと共に紹介したいと思います。

 

うんちコーヒー、コピルアクとの出逢いは突然に…

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photo by yosuke namiki

熱帯夜の中、バスに揺られバイクが行き交うのを眺めていた。そいつと出逢ったのはベトナム旅行の終わりが差し迫った頃だった。

帰国日も近くなり、会社の人達やシェアハウスのみんなへのお土産を何にしようかと悩んでいました。大人数へのお土産ってある程度の予算で多くの人に行きわたるようにと考えると、毎回クッキーかチョコレートになりがちですよね。
どうせならその土地ならではのお土産を買いたいと考えていると、現地ツアーのバスの中でカタコトの日本語を操る現地ガイドの方が、「コピルアクッテオイシイコーヒーシテル?ジャコウネココーヒーネ、オミヤゲニイイヨ」と流暢に教えてくれました。

コピルアク?ジャコウネココーヒー?よく分からないけど、どうやら美味しいコーヒーらしい。コーヒー豆ならみんなで飲めるし丁度いいと思い、探してみることにしました。

 

お土産屋で見つけたコピルアク

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photo by yosuke namiki

お土産屋で探してみると、それらしきコーヒー豆を見つけました。パッケージにはイタチのような動物が赤い実を食べてる写真が載っています。これがジャコウネコなのかな〜と思い、お店の人に聞いてみるとそうですとのこと。

お店の方が試飲させてくれるというので飲んみると、口に入れた瞬間フルーティーな香りが広がり、チョコレートのような甘さとほのかな苦味が混ざり合ってとても深い味わいに、それでいて後味はすっきりしている。

 

ライター

トラベルライター、旅する着付師 1989年生まれ、文化服装学院卒業後、映画や舞台の衣裳会社で5年間、歌舞伎や日本舞踊の舞台、auの三太郎CMなどの着付けを担当。 忙しい日々の中、初めての海外一人旅で行ったベトナム・サパの少数民族の暮らしを見て、人生の価値観が大きく変わる。帰国後、退職し縁あってTABIPPOのライターとして活動中。 人生のテーマは「変わり続けること」 不安定の中にある安定するポジションを手探りで模索しながら、生きてます。

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