100均材料だけでできちゃう!? 手作りアロマワックスバー

公開日:2016年2月10日

「アロマワックスバー」という名前を聞いたことがあるだろうか? ロウをアロマオイルなどで香りづけして固めたもので、キャンドルとは違い、火を付けずに楽しむアイテムだ。

001

香りを楽しむために壁に飾ったり、衣服にフレグランスを移すためにクローゼットにしのばせたり、使い方はさまざま。火を使わないので安全で、小さな子どもやペットがいる家庭で使えるところもうれしい。

ぜひ手に入れたい!という気持ちになるが、販売されているアロマワックスバーは決して安価なものではなく、なかには数千円/8のものも。自分の好みの香りの商品がなかったり、見た目が気に入らない場合もあるだろう。そこで今回は、身近な材料を使用するアロマワックスバーの作り方を紹介する。

材料

・アロマキャンドル
・飾り付け用の花材など(お好みで)
・リボン
・型

ロウにアロマオイルで香りづけをするのが一般的な作り方だが、今回は、100円均一ショップなどで売られているアロマキャンドルを利用することで材料費を節約する。飾り付け用の花材やパーツ、リボン、型なども、100円均一ショップで手に入れることができる。

それでは作り始めよう。まずは、型に飾りつけのパーツを配置し、完成のイメージを決める。

002

パーツを載せる場所や花材の量などは、このタイミングで調整しよう。型に溶かしたロウを流し込んだ後は、時間との勝負! ロウが固まる前に素早くパーツを載せるために必要な手順だ。

出来上がりのイメージが決まったら、型からパーツを取りだし、型の側にスタンバイ。鍋で湯を温め、ボールにアロマキャンドルを入れ、湯せんで溶かす。

003

キャンドルは60度ほどで溶けるので、お湯を沸騰させなくても大丈夫。あまり高温で湯せんすると、香りが飛んでしまうので気をつけて。

溶けたロウを湯煎から下ろし、型に流し入れる。型に対して1.5cmぐらいの厚さを目安にしよう。あまり薄いと割れやすいし、厚すぎると重くて飾りにくくなる。ロウを流し込んだら、ピンセットで手早くパーツを配置する。

005

固まったら優しく型からはずし、最後に、リボンを通す穴を開ける。ワックスバーをピンセットで刺し、くるくる回しながら削っていくとカンタンだ。

006

お好きなリボンを通して、完成!

もしも時間が経ってアロマワックスバーの香りが薄れてきたら、飾りの花材や貝殻にアロマオイルを1滴たらすと、香りが復活するのでお試しあれ!

※必ず換気をしながら行ってください。
※道具はキッチン用と併用しないようにしましょう。
※溶けたロウは、衣類などに付着すると取れにくいので、気を付けましょう。
※キャンドルは油です。加熱しすぎると引火しますので、ご注意ください。

(三枝愛/Trois branche+ノオト)

リンクをコピー
関連記事関連記事