ワンランク上の部屋づくりも可能!? 1R物件のメリット

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1R(ワンルーム)とは、トイレとお風呂以外の間仕切りがない物件のこと。キッチンが仕切られていないため頻繁に料理をする方にとっては部屋に臭いがこもりやすいほか、他の間取りよりも収納スペースが比較的少ないなど住みづらいイメージが強い。そのため、「ちょっと家賃が高くても1Kが良い!」と敬遠されがちだ。

「1Rって○○なんでしょ?」と伝聞だけで苦手意識を持ってるみなさん、ちょっと意識を変えてみない?

「1Rって○○なんでしょ?」と伝聞だけで苦手意識を持ってるみなさん、ちょっと意識を変えてみない?

しかし、そんな1R物件にもちゃんとメリットがあるのだ。以下に紹介していこう。

エアコンの効きが良い!

4畳半や6畳など、比較的コンパクトな物件が多いからこそ、エアコンの暖気や冷気が部屋全体に行き渡りやすい。「部屋は暖かいけどキッチンは極寒」など、家の中で温度差を感じないのも大きな魅力だろう。暑がりな人や寒がりな人には、もってこい!

駅近物件が多い!?

たとえば、若者が多く住んでいる荻窪駅で「徒歩1分」を条件に物件を検索すると、1Rは1Kの約1.5倍の数がヒットする。1R物件が他の間取りの物件に比べて駅近に多いのは事実のようだ。通勤や通学を考えると、駅から近いほうがきっとラク!

加えて、1Kと比べて家賃が安いのも大きなメリット。物件を探すうえで、これらの項目の優先順位が高い人は、ぜひ1Rも含めて検討してみて欲しい。

ちなみに、インテリアに凝りたいという人には“広め1R”がオススメだ。10畳以上の開放感のある1Rなら、装飾をつけてもうるさくならない。さらにパーテーションで部屋を仕切り、“就寝スペース”“勉強スペース”など自由に空間を分けることも可能だ。頭の切り替えがしやすくなり、効率が上がるかもしれない。ただし、動線の確保には十分にご注意を。複雑なレイアウトを避け、「就寝スペースとそれ以外」「勉強スペースだけ仕切って独立させよう」など、シンプルにまとめたほうが動線はとりやすい。このように、工夫次第で1Rは快適にすごせるのだ。

今まで単なるイメージで1Rを毛嫌いしていたみなさん。もし「あ、いいかも」と思ったら、今後は物件検索の際、1Rにもチェックマークを!

(松本まゆげ+ノオト)

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