雨の日も風の日も、6年間共に過ごしたランドセルは、親子の想いが詰まった大切な鞄。卒業を迎え使わなくなったランドセルは、捨てるには惜しいが、とっておくには大きすぎる…。ランドセルのリメイク方法としてメジャーなものに、ミニランドセルがあるが、もう少し実用性のあるものにリメイクしてみたい気も。
そこで今回ご紹介したいのが、ランドセルを再利用し財布やバッグなどの普段使い可能なアイテムを製作・販売している「レザースタジオ サード」。早速お話を聞いてみた。
まず、ランドセルリメイクでつくれるものにはどんなものがありますか?
店の商品にあるキーケースや名刺入れなども製作出来るほか、「○○が欲しい!」といった特別なものでも大丈夫なようだ。
次に、制作時に苦労することなどを聞いてみた。
なるほど、たしかにランドセルによって劣化の差もあるだろう。しかし、そこは革の裁断から裁縫まで、全てを自分たちの手でつくり上げるハンドメイドにこだわり続ける職人さんならではの腕の見せ所といえそうだ。
実際に、ランドセルリメイクをした方の感想を聞いてみると、「もう一度使えるものにリメイク出来て良かった」「子どものためにと思い依頼したが、完成品がとても素敵だったので、自分用のも欲しくなった」と、後日余り革で再注文する方なども。なかには、成人式に子どもに渡す贈り物としてつくる親御さんも多く、満足度も高いようだ。
と、気持ちのこもったコメントもいただいた。ランドセルをリメイクするなら、飾るだけのミニランドセルよりも、せっかくなら身につけておくものなど、実用性のあるカタチで親子の思い出をそばに置いてみてはいかがだろう?