東海圏で実は大量に水揚げされるふぐ。上質な水揚げ場が意外と多いんです。
温泉熱を利用して養殖したフグ、軟らかく甘い上質な天然とらふぐ、弾力と噛みごたえがある中にも甘みがあるふぐなど、エリアによって特徴も様々。それぞれのエリアすべて、温泉地がすぐそばにあります!
この冬はふぐ+温泉旅に出かけるのはいかがですか?
1. 飛騨とらふぐ
3年目で知名度もアップ!温泉熱を利用して養殖したフグ。
山の幸、川魚、飛騨牛のイメージが強い奥飛騨で、新たな特産品をと3年前から温泉の熱を利用してとらふぐの丘養殖が始まりました。冬のみならず、年中食べられることもポイント。また甘みがあっておいしいと人気も上昇中です。
【近場の温泉はココ】
奥飛騨温泉郷
毎回じゃらんの人気温泉地ランキングにランクインする温泉天国。5つの温泉地からなり、全国有数の湯量を誇り、自然豊かなロケーションも大きな魅力。雪深いエリアでもあり、雪見露天も◎。
2.遠州灘天然とらふぐ
1匹ずつ釣る延縄漁。軟らかく甘い上質な天然とらふぐ。
天然とらふぐは、愛知、三重、静岡三県のふぐ釣り組合が水揚げする量が国内全体の6割を占めると言われています。中でも遠州灘は波が静かなので身が軟らかいのが特徴です。1匹ずつ丁寧に釣り上げるので、身がきれいなのも人気の秘密です。
【近場の温泉はココ】
かんざんじ温泉
浜名湖沿いに立ち並ぶ宿。冬場に嬉しい塩化物泉の湯。浜名湖舘山寺地区に1958年開湯。塩化物泉で温まる湯が特徴。16軒の宿があり、浜名湖を眺めながらの露天風呂を備えた旅館や、遊園地に直結したホテルなど、リゾート色の濃い宿が比較的多い温泉地です。
3.愛知のとらふぐ
10月から2月まで解禁のふぐ!安くてウマイ!冬の味覚。
伊勢湾、三河湾及び渥美外海で漁獲され、愛知県内に水揚げされるとらふぐは、三河湾と伊勢湾に囲まれた、居心地のよい環境ゆえ、弾力と噛みごたえがある中にも甘みがあるのが特徴です。本場だからお値打ちに味わえるとらふぐ。南知多で満喫してください。
【近場の温泉はココ】
南知多温泉郷
愛知県内随一の湯量。海に沈む夕日の絶景露天風呂が自慢。内海、山海、豊浜の3つの温泉の総称。海水浴場のある海岸沿いに宿が並び、夕刻には伊勢湾に沈む夕日が見事。強塩泉で湯上りもポカポカ。湯量が豊富なので自家源泉を持つ宿も多い。
4.三重のとらふぐ
三重ブランドのあのりふぐ。濃厚で滋味あふれる旨みが特徴。
志摩半島から伊勢湾、遠州灘にかけての沿岸地域で漁獲され、体重700g以上の天然とらふぐを、三重ブランドの「あのりふぐ」と呼びます。ふぐが体を傷つけないよう、釣り上げると同時に下顎の歯を切って生簀へ入れます。鮮度を大切にする漁師のこだわりです。
【近場の温泉はココ】
志摩の温泉
伊勢志摩の海絶景が目の前!開放感抜群の露天風呂も多数。ふぐの他、伊勢海老やアワビなど海の幸の宝庫。英虞湾の絶景を望む露天風呂などもあり、リゾート気分を味わえる宿が多くあります。塩化物泉や炭酸水素塩泉など泉質の種類もいろいろ。
まとめ
東海で有名な「フグ水揚げ地」4つのエリアを紹介しました。今年の冬は温泉とふぐを一緒に楽しむ旅にでかけてみませんか?
※この記事は2015年11月時点での情報です
じゃらん編集部
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