材料は水と塩だけ! 万能調味料「水塩」の作り方
古くから重宝されてきた調味料・水塩とは?
日本の料理界では古くから重宝されてきた調味料「水塩」をご存じだろうか? 「水塩」は使うだけで料理の腕前がグンと上がる魔法の調味料。早速、作り方をご紹介しよう!
「水塩」を作るのに必要なのは水と塩だけ。スプレーボトルに入れて、焼き物や炒め物など、あらゆる料理に使うことができる。少しの量でも素材に塩味がまんべんなく行き届くため、塩分摂取量が気になる方にもおすすめの調味料だ。
「水塩」の材料
【材料】
塩・・・50g
水・・・150cc
コーヒーフィルター・・・1枚
分量は塩1に対して、水3の割合に。塩はできるだけミネラル成分を多く含んだ自然塩を選ぼう。コーヒーフィルターはろ過の用途で使用するもの。和食の世界では、卵の卵白や殻などが使われているので、より極めたい人はアレンジを加えてみるとよいだろう。今回は、基本的な作り方を追ってみよう。
1. 塩を溶かす
水を沸かし、湯に塩を少しずつ入れて溶かす。
2. 冷ます
ある程度溶けたら、ボウルなどに移して冷蔵庫へ。この時点ではまだ白く濁っている。
3. 濾(こ)す
しっかり冷えたら、コーヒーフィルターで濾(こ)す。
濾(こ)した後の水塩。かなりクリアになっている。
4. スプレーボトルに入れる
スプレーボトルに移して完成。ボトルは100円均一ショップなどで購入できる。
水塩自体に賞味期限はなく、常温で保存できる。焼き鳥やゆで卵、おにぎりなど、さまざまな食材にシュシュッと吹きかけてみよう。
また、出来上がった水塩に昆布を入れておけば、昆布の風味が効いた水塩になる。プレーンの水塩と昆布の水塩をメニューに合わせて使い分けるのもおすすめだ。
水塩は普段使いできる便利な調味料。早速今日から試してみて!
(根岸達朗+ノオト)
関連記事