材料は水と塩だけ! 万能調味料「水塩」の作り方

公開日:2014年12月18日

古くから重宝されてきた調味料・水塩とは?

日本の料理界では古くから重宝されてきた調味料「水塩」をご存じだろうか? 「水塩」は使うだけで料理の腕前がグンと上がる魔法の調味料。早速、作り方をご紹介しよう!

万能調味料「水塩」って知ってます?
万能調味料「水塩」って知ってます?

「水塩」を作るのに必要なのは水と塩だけ。スプレーボトルに入れて、焼き物や炒め物など、あらゆる料理に使うことができる。少しの量でも素材に塩味がまんべんなく行き届くため、塩分摂取量が気になる方にもおすすめの調味料だ。

「水塩」の材料

【材料】
塩・・・50g
水・・・150cc
コーヒーフィルター・・・1枚

分量は塩1に対して、水3の割合に。塩はできるだけミネラル成分を多く含んだ自然塩を選ぼう。コーヒーフィルターはろ過の用途で使用するもの。和食の世界では、卵の卵白や殻などが使われているので、より極めたい人はアレンジを加えてみるとよいだろう。今回は、基本的な作り方を追ってみよう。

1. 塩を溶かす

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水を沸かし、湯に塩を少しずつ入れて溶かす。

2. 冷ます

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ある程度溶けたら、ボウルなどに移して冷蔵庫へ。この時点ではまだ白く濁っている。

3. 濾(こ)す

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しっかり冷えたら、コーヒーフィルターで濾(こ)す。

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濾(こ)した後の水塩。かなりクリアになっている。

4. スプレーボトルに入れる

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スプレーボトルに移して完成。ボトルは100円均一ショップなどで購入できる。

水塩自体に賞味期限はなく、常温で保存できる。焼き鳥やゆで卵、おにぎりなど、さまざまな食材にシュシュッと吹きかけてみよう。

また、出来上がった水塩に昆布を入れておけば、昆布の風味が効いた水塩になる。プレーンの水塩と昆布の水塩をメニューに合わせて使い分けるのもおすすめだ。

水塩は普段使いできる便利な調味料。早速今日から試してみて!

(根岸達朗+ノオト)

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