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2015.12.30

昭和の風情が残る、温泉銭湯の街「山梨・甲府」。編集部の温泉マニアが散策!

南アルプスなどの山々に囲まれ、約20万人の人々が暮らす甲府市。
最盛期には100軒近くの「温泉銭湯」が点在したこの街では、昭和の情緒漂う数軒の「温泉銭湯」が、今なお現役で稼働中。

編集部屈指の温泉マニアの高原が温泉銭湯の街をぶらりと散策!

泉質は甲府ならではのモール泉で恐ろしく良い湯がかけ流しにされている「新遊亀温泉」や、あの太宰治も通った甲府の美しき昭和の癒やし空間「喜久乃湯温泉」。
名湯・草津の名をお店に冠した設備充実の温泉銭湯「草津温泉」。
そして、湯船に身を浸すと肌に泡が付くのも特徴の「国母温泉」。

このように、山梨県甲府には風情ある魅力的な温泉スポットがたくさんあります。
「山梨・甲府」への観光を考えている温泉好きな方!ぜひこちらをチェックです。

記事配信:じゃらんニュース

まずは「新遊亀温泉」へ

一見ふつうの「生活銭湯」。しかし、その泉質が素晴らしくて。

新遊亀温泉

甲府市民の憩いの場「新亀公園」の東側に位置する温泉銭湯は、一見、いわゆるふつうの「銭湯」。

しかし、昭和情緒レトロな番台や脱衣所、洗い場を抜け、タイル貼り湯船に身を浸した瞬間、その泉質の素晴らしさに気付かされること間違いなし!

泉質は甲府ならではのモール泉。恐ろしく良い湯がかけ流しにされています。個人的には甲府のモール泉は日本一だと思います!

「温泉銭湯」の宝庫である甲府を象徴するような名湯の実力を、ぜひ一度ご体験あれ!

新遊亀温泉
甲府の温泉銭湯には、紅茶色のモール泉を楽しめる施設が多い。つるつるの肌触りが印象的。
新遊亀温泉2
脱衣所にかかげられているのは、情緒溢れる料金表と適応症の案内。まさに銭湯らしい光景。
新遊亀温泉3
下駄箱の木札をはじめ、館内至る
ところに漂う昭和の雰囲気も温泉銭湯ならではの魅力。
■新遊亀温泉(しんゆうきおんせん)
[TEL]055-232-0974
[住所]山梨県甲府市太田町11-5
[営業時間]14時~22時(日曜は7時~)
[定休日]木
[料金]400円

次は、「喜久乃湯温泉」

太宰治も通った美しき昭和の癒やし空間。

喜久乃湯温泉

創業はなんと昭和元年(1926年)!

文豪・太宰治も足しげく通ったという名湯は、ひょうたん型の湯船やペンキ看板が印象的な脱衣所…など、昭和レトロな情緒も大きな魅力です。

さらりとした肌触りの湯。温度の異なる4種の湯船のほか、泡風呂もあります!

喜久乃湯温泉2
番台や脱衣所は、昭和の時代にタイムスリップしたかのような雰囲気の温泉です。
■喜久乃湯温泉(きくのゆおんせん)
[TEL]055-252-6123
[住所]山梨県甲府市朝日5-14-6
[営業時間]10時~21時30分
[定休日]水
[料金]大人400円、小学生170円、小学生未満70円

さぁ、「草津温泉」にも!

名湯・草津の名を冠した設備充実の温泉銭湯。

草津温泉

12~13人は入れそうな大きな湯船や源泉そのまま46度の高温風呂、露天風呂をも備えています。

すべすべのお湯は、全ての湯船に100%源泉かけ流し。甲府が誇る全国でも指おりの名湯です。

■草津温泉
[TEL]055-222-4216
[住所]山梨県甲府市上石田1-10-12
[営業時間]6時~22時
[定休日]元旦
[料金]大人400円、小学生170円、小学生未満70円

最後に「国母温泉」へ・・・

泉質&良好!老舗温泉銭湯へ。

国母温泉

国母通り沿いに位置する老舗。館内に足を踏み入れると、そこには温泉銭湯特有のディープでレトロな空間が!

露天風呂や内湯には、琥珀色の透き通ったモール泉が100%源泉かけ流しにされています。湯船に身を浸すと肌に泡が付くのも特徴。

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脱衣場はアルミのカギを備えた脱衣ロッカーなど、ザ・昭和な雰囲気の温泉です。
■国母温泉(こくぼおんせん)
[TEL]055-224-6804
[住所]山梨県甲府市国母1-3-4
[営業時間]10時~22時
[定休日]水
[料金]大人400円、小学生170円、小学生未満70円

甲府をぶらりさんぽ

甲府ぶらりさんぽ1
誰かの〝日常〞が私の〝旅情〞につながってる。
甲府ぶらりさんぽ2
今って、昭和何年だっけ?レトロでかわいい甲府の町。
甲府ぶらりさんぽ3
湯上がりのひととき。地元気分でのんびり休憩。

甲府の「温泉銭湯」のまわり方

レンタサイクル

甲府駅周辺のホテルで即日借りられます。坂の多い甲府も電動アシスト自転車なら楽々。

■温泉銭湯
[TEL]055-237-5702(甲府市観光課)
[住所]山梨県甲府市内各所に貸出場所あり
[営業時間]9時~17時
[定休日]なし
[料金]電動アシスト自転車1日500円、子ども用普通自転車1日300円

たかち「温泉銭湯」旅の感想

たかち

ニッポンは温泉大国。有名な温泉地ではない場所でも、あちこちで湯が湧いています。そこには温泉街や旅館がなくとも、温泉銭湯ならあるんですよね。思いがけないところで出合う名湯はもう、たまらない。地元の方がうらやましいです。

※この記事は2015年12月時点での情報です

じゃらん編集部  じゃらん編集部

こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。

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