宮古島に来秋、大型ホテル リュウセイホールディングス


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
 =イメージ図=

 【宮古島】県外でブライダル事業などを手掛けるリュウセイホールディングス(東京、澁田隆一社長)が、宮古島市下地与那覇にリゾートホテルを建設する計画であることが9日、分かった。観光客に人気の高い与那覇前浜ビーチに隣接した約3万6千平方メートルの敷地に、ダイビングの練習ができるプールも備えた客室数180室のホテル整備を計画する。7月に着工し、来年9月の完成を目指す。

 ホテルは延べ床面積約2万2千平方メートル、地下1階、地上4階建て。9日に開かれた宮古島市景観審議会で、建設計画が適合していると判断された。
 関係者によると、美しい海を生かした全室オーシャンビューを予定し、「宮古島の海を楽しむ拠点になるホテルを目指す」という。アジアを中心とする海外需要も取り入れる考えで、下地島空港でプライベートジェット受け入れ計画があることを踏まえ、富裕層の宿泊向けの部屋も用意する。