平和と不戦誓う テニアンで慰霊祭


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 太平洋戦争の激戦地である米領テニアン島で犠牲になった県人を鎮魂する「第39回テニアン島沖縄県人戦没者慰霊祭」(南洋群島帰還者会主催)が25日、テニアン島カロリナスの沖縄の塔で開かれた。地元からの参加も合わせて約50人が参列し、亡くなった県人に手を合わせた。

 同会の安里嗣淳事務局長が遺族代表としてあいさつし、平和と不戦を誓った。同会理事で沖縄テニアン会副会長の伊佐善亀さんは、日本語と英語で追悼の言葉を述べた。
 慰霊祭の後には交流会が開かれ、地元の人たちとの親睦を深めた。