芸能

タモリ 中居正広の亡き父と楽しんだ胸を揉みながらの麻雀

中居正広の亡くなった父と仲の良かったタモリ

 宮沢りえ(42才)がママを務める架空のバー「ホワイトレインボー」を舞台に、タモリ(70才)がゲストとお酒を酌み交わしながらトークを展開する人気番組『ヨルタモリ』(フジテレビ系)が、20日、最終回を迎えた。最後のゲストに選ばれたのは、タモリと親交の深い中居正広(43才)だった。

 中居は1994年に『笑っていいとも!』(フジテレビ系)にレギュラー入り。当時21才だった中居は、錚々たる出演者に埋もれてしまい何もできないまま生放送が終わってしまうこともあった。

「中居くんはタモリさんから何か盗めるものはないかと、いつもくっついて必死でした。そんな時からタモリさんは中居くんに目をかけてきました。20年もの間、毎週会っているわけですからね。中居くんのお父さんとも家族ぐるみのつきあいでした」(テレビ局関係者)

 最終回のこの日、席につくなり語られたのが、中居の亡き父・正志さん(享年79)の話だった。

タモリ「(中居の)お父さんとおれ、仲よかったから…」
中居「だからいちばん最後に(タモリと)会ったの、お父さんの家ですよ」

 2年間のがん闘病の末、2月19日に亡くなった正志さん。入院生活の最中、最後に一度だけ自宅に帰りたいと戻った先に、タモリが待っていたという。

「正志さんは立つことも難しい状態でしたが、どうしても家に帰りたいと願っていました。それを中居くんから聞いたタモさんは、それならみんなで家で正志さんを迎えようと、サプライズで待ち構えていたんです」(芸能関係者)

 その時のことをふたりはこう振り返った。

中居「タモさんの顔見たら泣いちゃって、親父。びっくりしたね。ぼく、初めてお父さんの涙、見たんですよ」
タモリ「なんとも言えなかったね。次の日連絡が来て“意識がなくなった”って…」
中居「(父にとって)最後の遊びだったんじゃないですかね」

 タモリが正志さんの自宅で料理を振る舞い、飲み明かすこともあれば、一緒に麻雀に興じるなど息の合ったふたり。酔っ払ったタモリが正志さんに絡むこんな一幕もあった。

中居「麻雀とかやってるでしょ。酔っ払ってるでしょ。(タモリが)ずーっと、うちの親父のおっぱいを揉んでるんですよ(笑い)」
タモリ「お父さんね、おっぱい揉んでるんだよ? だけど平気で麻雀やってるんだよ」

 優しい余韻を残して、伝説のバーはこの夜で閉店となった。

※女性セブン2015年10月8日号

関連記事

トピックス

元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
伊勢ヶ濱部屋に転籍した元白鵬の宮城野親方
元・白鵬の宮城野部屋を伊勢ヶ濱部屋が“吸収”で何が起きる? 二子山部屋の元おかみ・藤田紀子さんが語る「ちゃんこ」「力士が寝る場所」の意外な変化
NEWSポストセブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
《家族と歩んだ優しき元横綱》曙太郎さん、人生最大の転機は格闘家転身ではなく、結婚だった 今際の言葉は妻への「アイラブユー」
《家族と歩んだ優しき元横綱》曙太郎さん、人生最大の転機は格闘家転身ではなく、結婚だった 今際の言葉は妻への「アイラブユー」
女性セブン
今年の1月に50歳を迎えた高橋由美子
《高橋由美子が“抱えられて大泥酔”した歌舞伎町の夜》元正統派アイドルがしなだれ「はしご酒場放浪11時間」介抱する男
NEWSポストセブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
STAP細胞騒動から10年
【全文公開】STAP細胞騒動の小保方晴子さん、昨年ひそかに結婚していた お相手は同い年の「最大の理解者」
女性セブン
年商25億円の宮崎麗果さん。1台のパソコンからスタート。  きっかけはシングルマザーになって「この子達を食べさせなくちゃ」
年商25億円の宮崎麗果さん。1台のパソコンからスタート。 きっかけはシングルマザーになって「この子達を食べさせなくちゃ」
NEWSポストセブン
逮捕された十枝内容疑者
《青森県七戸町で死体遺棄》愛車は「赤いチェイサー」逮捕の運送会社代表、親戚で愛人関係にある女性らと元従業員を……近隣住民が感じた「殺意」
NEWSポストセブン