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出羽恵実子 @エフェクト
2011年9月20日 (火)

家中がキャンバス! 子どもが落書きし放題のインテリアって?

リビングの大きな壁や大切な家具が、わんぱく盛りの子どもにとっては、“落書きキャンバス”になることも。我が子の豊かな感性を育てたいとはいえ、住まいがクレヨンの芸術で彩られてしまうのは、さすがにご容赦願いたいところ。
そこで何とか家を汚さず、部屋中あちこち落書きできてしまうようなお絵かきグッズはないものかと調べてみたところ、こんな素敵なものたちを発見した。

まずは、デザイン事務所『studio point』が制作する『おえかきテーブル』。
画用紙と机が一体になった、まさにお絵かきし放題のインテリアだ。天板は70cm角の紙を幾重にも積み重ねてつくられており、描き終わったら上の紙をはずして、また次の紙にペイントすることが可能。しかもテーブルの両サイドには、キュートなペントレイまで付いている。
2009年に行われたKIDS DESIGN AWARDでは、キッズデザイン賞を受賞したというこちらの商品。現在は名古屋市守山区のインテリアショップ『CONNECT』にて、受注生産による販売が行われている。価格は7万9800円(紙付き)だ。家中がキャンバス! 子どもが落書きし放題のインテリアって?

テーブルだけではなく、椅子だってすごい。海外のデザインスタジオ『Charlotte Friis Design Studio』が制作したのは、ユニークな見た目が印象的な、『Childrens Paper Chair』。
こちらは、座る部分が紙でできた芯になっていて、その姿はまるでビッグなトイレットペーパーのよう。巻かれている紙は500mにもなり、小さな子どもが5年間使用することを想定してつくられているとのこと。こちらの製品はまだ試作品の段階で、残念ながら市販化はされていないが、この斬新なアイデアは子ども心をくすぐること請け合いだ。

また、シールのように使えるホワイトボードなら、家中の壁に貼りつけることもできる。株式会社TSPオンラインストアの『ホワイトボードシートラベル』は、300mm×450mmの小さいサイズから、最大1200mm×50mの大きさのものまで幅広いラインナップを提供。
弱粘着タイプなので、はがした後、壁が傷む心配もない。価格は300mm×450mmサイズで、2枚入り2310円(税込み)、1200mm×50mの特注サイズは25万2000円(税込み)で販売されている。

子どもの芸術センスを伸び伸びと発達させたいのであれば、「家の中に落書きしちゃダメ!」なんて頭ごなしに注意するより、子どもの落書き魂に寄り添ったこんな工夫をしてみるのもいいかも。

■studio point / 有限会社スタジオポイント
愛知県名古屋市昭和区福江1-7-2
TEL:052-872-0631
HP:http://www.studiopoint.jp/

■Childrens Paper Chair
HP:http://www.charlottefriis.com/CPC01.htm(海外サイト)

■ホワイトボードシートラベル
HP:http://www.tsp-wbs.com/wblz.html

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