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Enterprise マウスが不要に?!画面を“指の動作”だけで操作する「Leap Motion」コントローラー、もうすぐ提供開始

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マウスが不要に?!画面を“指の動作”だけで操作する「Leap Motion」コントローラー、もうすぐ提供開始

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Leap-Motion-Controllerこれまで、パソコンの画面操作をするためには、マウスを使うのが通例だった。しかし、「Leap Motion」の登場によって、キーボードに触れることなく、ソフトやツールを起動したり、ゲームをプレイしたりできるようになる日が来るかもしれない。画面に向かって指を動かすことで、画面内の特定のポイントを指定するモーションコントローラー「Leap Motion」。この技術を使った「Soundbrace」「AirHarp」について、これまでにも紹介したことがあるが、いよいよ、この「Leap Motion」コントローラーが、7月22日にリリースされる予定だ。現在、開発者向けに開かれたベータテストをおこなっているが、コントローラーのリリースに合わせて、ベータテストに参加していない開発者たちが、「Leap Motion」について知識を得ることができるよう、ポータルサイトがオープンしている。

「Leap Motion」は、人の両手の指10本を使い、そのモーションを高い精度で認知する。右の親指、左の人差し指など、それぞれの指の動きや、手首のちょっとしたひねりなど、1/100ミリメートルの精度で動きを検知し、一般的なアートのモーショントラッキングツールの何百倍の精度を誇るという。こういった「Leap Motion」の特徴を活用し、指でポイントを指定して、跳ね返るボールを誘導し、ブロックを崩すゲームも試験開発されている。

さらに、「Leap Motion」コントローラーに対応しているアプリを集めた「Airspace」というプラットフォームが用意されており、ユーザーはここで、この技術を使った新しいアプリを見つけることができる。ダウンロードしたアプリは、「Airspace Home」に収納される。新しいアプリだけでなく、例えば「Google Earth」のような既存のアプリでも、「Leap Motion」コントローラーに対応するようになったものは、同じように「Airspace Home」に表示されるので、技術に対応しているツールの区別がつきやすくなっている。

現在のところ、「Airspace」では約50のアプリが利用可能で、将来的には、開発者たちは自社開発したアプリを無料または有料で販売できるようになる見込み。「Leap Motion」コントローラーは、79.99ドルでプレオーダーを受付中で、7月22日に発送される予定だ。

Leap Motion Controller

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