ハッピーミールはビッグマック同様、マクドナルドの代名詞。そんな国際的なファーストフードチェーン店が、今回、「ハッピーテーブル」と銘打った実験を開始しました。これは、NFCステッカーを使ってダイニングテーブルを擬似的にインタラクティブなカーレース場に変身させ、子供たちの心を掴もうという新しい試みです。
ハッピーテーブルで遊ぶためには、まずスマホのNFC機能をONに切り替え、スマホをマクドナルドのマスコットが運転するレーシングカーに変身させるための無料アプリをダウンロードします。テーブルの裏に貼られた一連のNFCステッカーは様々なハザードを表示しながら車を違うセクションへと誘導。また、フード関連のミニゲームにもアクセスできるようになっています。
DDB Singaporeとの協業で生み出されたハッピーテーブルは、店内のテーブルを簡単に拡張してアップグレードできるのが特徴的。今後、アジア全体のマクドナルドで少しずつ公開されていくようです。ほかの子供たちから風邪などをもらいやすいプレイルームに比べるとなかなか良い代替手段になりそうですが、一方で「ファストフード」や「食事中にスマホで遊ぶ」という二つの習慣を促進してしまうかも?
ANDREW LISZEWSKI(Rumi 米版)