今、日本各地で「地域×アート」の活動が活発に行われている。その多くが地域の活性化や、その地域が持つ魅力の再発見を目的にしているわけだが、奈良県で9月7日(土)~11月26日(火)まで開催されている「奈良・町家の芸術祭 HANARART 2013(はならぁと)」もそのひとつだ。
2011年にスタートしたこのイベントは、現代アーティストと奈良県の歴史ある町家・町並みの組み合わせにより、今までと違う表情や機能を持たせることを目的としている。
そう話すのはHANARART実行委員会事務局の山下遊未さん。反響は大きく、翌年の第2回目ではキュレーター11組、アーティスト約130組が参加するまでに成長したという。
そして3回目を数える本年度は、『アート×地域の恋鎖反応』をテーマに奈良県下8エリアを秋期2カ月半かけてリレー方式で繋げてきたという。
「HANARART 2013」は、11月10日まで奈良きたまち(奈良市)、11月16日~26日は桜井本町(桜井市)で開催される。興味を持った人は足を運んでみてはいかがだろう。